Reportレポート・参加者の声

チャレンジ、ふくしま塾。お料理レポ

 2011年の東日本大震災から10年以上の月日が流れ、福島県をはじめ東北のニュースは3.11の特集か原発のニュースがほとんどである。そのため、関西に住む私たちの多くはだんだん関心が離れていってしまう。
 「チャレンジ、ふくしま塾。」4期生は、そんな若者たちが福島県に興味を抱けるような情報を発信することで、福島県の関係人口増加を目的に活動している。その一環として、今回は福島県で活躍されている方にインタビューし、少しでも「ふくしまの今」を知ってもらうために情報発信を行う。


 8月某日、私たちは京都の古民家で福島ご当地グルメの調理を行いました。
 3月に福島を現地訪問し、福島の食を堪能した私たちは、自分たちでも福島の料理を作ってみたい、と思い立ちました。
 今回はご当地グルメが集まるイベントB-1グランプリで優勝したこともある福島県双葉郡浪江町のご当地焼きそば「なみえ焼きそば」と、郡山市発祥、たっぷりのクリームをトーストした「クリームボックス」を調理しました。


今回の試作会場:京町家tawaraya

今回の試作会場:京町家tawaraya
以前はカフェだったtawarayaが現在は貸しスペースとなっている。ほとんどの調理器具が用意されており、便利だった。
オーナーさんが優しく案内してくれた。


なみえ風やきそば

なみえやきそばの特徴は極太麺と大きな豚バラ肉、多めのもやしです。
なみえ焼きそば用の麺やソースはインターネットでも販売されていますが、今回私たちは気軽に調理できるようにスーパーで販売されていたものを使用しました。今回はあくまでなみえ「風」焼きそばを作ります~


材料

○材料
・太めの中華麺
・豚バラ肉
・もやし
・焼きそばソース


本場のなみえ焼きそば

本場のなみえ焼きそば

本場のなみえ焼きそばは、もやしは多め、豚バラ肉は大きくカットするのがマスト。食べ応えのある焼きそばを目指します。


炒める

じゃんじゃん炒めていくぅー


完成

完成!

完成したなみえ風焼きそばがこちら。
食べ応えがあってとても美味しかったです。食べ盛りの少年少女喜ぶだろうな~!ふくしま塾のメンバーもぺろりと全員完食でした!!
七味をかけて食べるのが通な食べ方だそうですよ。お試しあれ。


クリームボックス

 クリームボックスは郡山市発祥のご当地パン。市内のパン屋「ロミオ」が1976年に販売したことがその起源だそうです。食パンにあまーいミルク風味のクリームをのせてトーストした「クリームボックス」。口の中いっぱいに幸せが広がります。


材料

○材料
・食パン
★牛乳 100cc
★砂糖 大さじ3
★生クリーム 200cc
★コーンスターチ 大さじ3
・練乳 大さじ2.5
・バター 15g

○レシピ
1. ★を鍋に入れ焦がさないように混ぜながら煮詰めていく。
2. トロトロになってきたら火を消して、練乳、バターを投入。
3. 冷めたら、食パンにヘラでクリームをたっぷりのせる。
4. トースターで3~4分、表面が乾くまで焼く。


クリーム

トロトロになってきた!


完成!!

完成!!


クリームボックス


甘くて美味しかったです!!



今回は、ふくしま塾のメンバーで「なみえ風やきそば」「クリームボックス」を作ってみたレポートでした。
2つとも簡単に作れて美味しいので、みなさんも作ってみてください!


試作会の様子

試作会の様子


文責:大谷楓


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