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2019.12.4

政策科学研究科出身の善教将大さんがサントリー学芸賞を受賞しました。

2011年に政策科学研究科で博士号を取得した善教将大さん(現在、関西学院大学法学部准教授)が第41回サントリー学芸賞を受賞しました。
善教さんは、2006年に立命館大学政策科学部を卒業し、本研究科にて政治意識論を研究されました。
今回の受賞は、二冊目となる著書『維新支持の分析 ―ポピュリズムか,有権者の合理性か』(有斐閣、2018年)に対して贈られたものです。
選評の理由や受賞者の略歴については、サントリー文化財団の以下のHPから辿ることができます。

2019.12.4

大学院ウィークでのイベント・見学会が実施されました。

2019年11月、立命館大学全体で大学院ウィークが開催され、政策科学研究科でも院生によるトークイベントとリサーチプロジェクトの見学会を実施しました。

11月4日のトークイベントでは、修士課程2年の早野智司さんと岡持景太さんが大学院でどのようなことを身につけることができたのか、を話し、博士課程のWang Zhixiさんが政策科学研究科の地域共創プログラムに基づく、京都市景観まちづくりセンターでの参与調査での経験の話をしました。
その後、行われたリサーチプロジェクト(=合同ゼミ)の見学会にも学外者の方も含め、多くの見学がありました。今後も希望があれば、いつでもリサーチプロジェクトの見学や指導を希望する教員との相談の機会を持つことができます。

ご関心ある方は、以下にもとづき事務室までご連絡ください。
http://www.ritsumei.ac.jp/gsps/admission/contact.html/

2019.12.4

「グローバル化する福祉 ―アジアと欧州の進展する対話」を考える国際シンポジウムが開催

「グローバル化する福祉 ―アジアと欧州の進展する対話」を考える国際シンポジウムが開催

福祉先進国として知られる北欧ですが、実は紆余曲折を経験しながら福祉国家としての持続性を保ってきています。東アジアは北欧とはシステムが根本的に異なるととらえられてきましたが、今や社会経済のグローバル化と高齢化という共通課題において、北欧と東アジアは福祉国家の持続性に関して情報共有し、対話することが求められる時代となっています。

政策科学研究科では2019年10月31日(木)にOIC総合研究機構地域情報研究所との共催で比較福祉国家研究の第一人者であるノルウェー国立ベルゲン大学比較政治学部名誉教授のスタイン・クーンレ(Stein Kuhnle)氏、デンマーク国立南デンマーク大学福祉国家研究センター長・政治行政学部教授であるクラウス・ペーターセン(Klaus Petersen)氏をお招きして、国際シンポジウムを開催しました。本企画は、両氏および本研究科教員3名も執筆したStein Kuhnle, Per Selle and Sven E. O. Hort (eds), Globalizing Welfare: An Evolving Asian-European Dialogue, Edward Elgar, 2019の出版記念も兼ねておこなわれました。なお、クーンレ氏は2016年度OIC総合研究機構地域情報研究所客員研究員として本学に滞在されています。

講演では、まずクーンレ氏(編著者)が社会政策のグローバル化に関する欧州での事例をあげ、一国レベルでの福祉供給のゆきづまりと国際的な共同体による国境を越えた社会問題の解決について提起しました。続いてペーターセン氏(第12章担当)が、デンマーク福祉国家の最盛期(1960-1970年代)における保育をめぐるさまざまなレベルでの政治的議論について紹介しました。日本では同年代には男性稼ぎ手モデルが定着して経済発展しましたが、デンマークでは逆に女性を納税者とするために全日制保育が徐々に進められ、現在でも3-5才児の95%が入所したうえで福祉国家の質が維持されているのは興味深い点です。

両氏の講演の後は、3名のコメンテーターとのディスカッションがおこなわれました。林相憲(Sang Hun Lim)氏(Kyung Hee University准教授、2019年度OIC総合研究機構地域情報研究所客員研究員)からは福祉はどれくらいグローバル化できるのかという問いかけがありました。また、上久保誠人氏(本学部教授、第6章担当)からは、福祉のグローバル化の一方で台頭するポピュリズムや福祉国家と増税についての疑問が投げかけられました。さらに、桜井政成氏(本学部教授、第8章担当)からは、日本とデンマークの保育運営主体の相違に関しての質問がありました。フロアからも学部生・院生が自身の出身地や研究テーマに絡めた活発な質問が相次ぎました。クーンレ氏・ペーセン氏はそれらの質問に丁寧に回答され、従来の福祉国家論の枠組みを超えたグローバル化時代における東西問わない知識共有の必要性を参加者全員が認識したところで、モデレーターの大塚陽子氏(本学部教授、第7章担当)から閉会の辞があり、国際シンポジウムは盛況のうちに終了しました。

2019.12.4

インドネシア・ガジャマダ大学Ambar博士の特別講義と国家開発企画庁からの訪問

政策科学研究科は、インドネシアのトップ大学であるガジャマダ大学とバンドン工科大学と共同学位プログラムを実施しており、毎年、インドネシア政府によって選抜された中央・地方政府の公務員の方々を英語基準院生として受け入れ、研究指導を行っています。2019年9月には10名の方々をこのプログラムにもとづく院生として受け入れました。
ガジャマダ大学公共政策大学院でこの共同学位プログラムの責任者となっているAmbar博士が2019年11月1日に研究科を訪問されましたので、院生向けに「公共的価値とガバナンス」という題目でご講演頂きました。

またその前日には、この共同学位プログラムの実施主体であるインドネシア国家開発企画庁(BAPPENAS)から10名の訪問団を受け入れ、授業見学や教員・院生との交流会を実施しました。2020年2月には、政策科学研究科の教員がガジャマダ大学を訪問し、さらなる相互交流を深める予定です。

2019.10.11

リサーチ・プロジェクト(=大学院ゼミ)見学会と各種イベントを11月に実施します

1.リサーチ・プロジェクト(大学院合同ゼミ)の見学会

立命館大学大学院政策科学研究科では、専門の異なる複数教員と院生とがチームを組んで共同研究する「リサーチ・プロジェクト」という授業が研究指導の中心となっています。
立命館大学全体で大学院ウィークが開催される11月中旬の2週間にわたり、このリサーチ・プロジェクトの見学会を実施します。普段と変わらない形で行いますので、大学院がどういうところかを体験できる格好の機会です。
各リサーチ・プロジェクトの教員構成や取り組んでいるテーマは、以下の通りです。多くのリサーチ・プロジェクトには、英語基準の留学生も所属するので時限毎にどちらの言語をメインで行うかも記載しました。

*5限の授業は、16:20〜17:50、6限は、18:00〜19:30に行われます。
学内・学外者問わず、事前の申し込みは不要です。直接、下記の教室にお越しください。

*事前に見学訪問を先生に知らせ、相談等の機会を持ちたい方は、以下までメールください。
E-mail: gsps-adm(at)st.ritsumei.ac.jp ※ (at) は @ に置き換えて下さい。

RP「グローバル化する多元的福祉・経済社会」

教員: 飯田先生・上久保先生・大塚先生・桜井(政)先生・坂西先生
11月14日(木) 5限(英) 6限(日)
11月21日(木) 5限(日) 6限(英)
教室 AS451

RP「グローバルガバナンスとエネルギー環境政策」

教員:周先生・宮脇先生
11月14日(木) 5限(日) 6限(日)
11月21日(木) 5限(日) 6限(日)
教室 AS464

RP「分権改革とガバナンス」

教員:蔡先生・佐藤先生・重森先生・藤井先生・真渕先生・森道哉先生・山本先生
11月14日(木) 5限(英) 6限(日)
11月21日(木) 5限(英) 6限(日) 
教室 AS751
*学外の方が7階の教室に行くには、案内が必要なため、見学される方は、事前に上記の事務室宛にご連絡ください。

RP「サステイナビリティとレジリエンス」

教員:上原先生・鐘ヶ江先生・桜井(良)先生・髙尾先生・豊田先生
11月13日(水) 5限(英) 6限(日)
11月20日(水) 5限(英) 6限(英)
教室 AS356

RP「アジアの公共政策」

教員:東先生・小田先生・岸先生・西村先生・舟橋先生
11月14日(木) 5限(英) 6限(日)
11月21日(木) 5限(日) 6限(英)
教室 AS452

RP「地域経営と公共政策」

教員:石川先生・小幡先生・小杉先生・平岡先生・森裕之先生
11月14日(木) 5限(日)
11月21日(木) 5限(日)
教室 AS455

RP「まちづくりと地域計画」

教員:石原先生・高村先生・吉田先生
11月14日(木) 5限(日) 6限(日)
11月21日(木) 5限(英) 6限(日)
教室 AS457

*リサーチ・プロジェクトの編成は、年度毎に変化します。上記の編成は、2019年秋セメスターのものです。

2.トークイベント「現役院生の声と大学院進学準備の方法」

日時 11月4日(月・祝) 16:20~17:10
場所 B棟2F R-AGORA

現役院生が普段どのように日常を過ごしながら研究を進めているか、を話します。
就職活動との両立についても話題にします。その後、副研究科長から大学院進学を検討する場合の準備について話します。

話題提供者:
政策科学研究科修士課程2年 早野智司
政策科学研究科修士課程2年 岡持景太
政策科学研究科副研究科長 高村学人

3.大学院説明会と個別相談会

11月4日(月・祝) 17:20~18:00 立命館大学大学院の全体説明会 AN310
 同 日    18:10~19:10 政策科学研究科副研究科長・現役院生との個別相談会  AN421

少しでも大学院に関心があれば、気軽に参加ください。副研究科長と現役院生がどんな疑問・質問にも答えます。
京都・衣笠キャンパスでも11月24日、12月9日に大学院説明会が実施され、政策科学研究科も個別相談会を実施します。詳しくは、こちらをご覧ください。

4.ビデオ上映

日時 11月11〜22日
場所 B棟2F R-AGORA

当該、大学院ウィーク期間中、昨年度、政策科学研究科が実施したイベントのビデオを休み時間を中心に上映します。
院生が政策科学研究科についてどのように考えているか、がわかります。

2019.9.26

秋期の政策科学研究科説明会の予定

秋以降の政策科学研究科説明会の予定をお知らせします。

11/4(月) 16:20〜17:10
18:00以降
政策科学研究科を知ってもらうためのトークイベント(OIC)
 1)政策科学研究科の特徴 
 2)大学院進学のための研究計画書の書き方(副研究科長)
 3)現役院生による研究活動と院生生活についての話
政策科学研究科の説明会&進学相談会
11/13(水)、14(木)、20(水)、21(木) 16:20〜17:50
18:00〜19:30
リサーチプロジェクト(大学院合同ゼミ)の見学会(OIC)
11/24(日) 12:50〜13:50
14:00〜15:00
衣笠(京都)キャンパス・大学院進学説明会での研究科別相談会の実施
12/9(月) 17:20〜18:20
18:30〜19:30
衣笠(京都)キャンパス・大学院進学説明会での研究科別相談会の実施

いずれも詳しい内容は、10月中旬以降にHPからお知らせします。 進学に関心がある方は、ぜひ参加をご検討ください。 大学院進学説明会については、こちらをご覧ください。

2019.09.19

政策科学研究科修士2年生のSupradianto Nugrohoさんの論文が国際学術誌Sustainabilityに掲載されました。

政策科学研究科修士2年生のSupradianto Nugrohoさんの論文が国際学術誌Sustainabilityに掲載されました。

Sustainability (ISSN 2071-1050)は、国際的な査読付きジャーナルでインパクトファクター(2.592)がついたMDPIの雑誌です。現役の修士課程の院生の論文が掲載されることは、稀なことです。

論文は、Interpreting Daly’s Sustainability Criteria for Assessing the Sustainability of Marine Protected Areas: A System Dynamics Approachというタイトルで、デイリー(Herman Daly)の定性的な持続可能性基準をシステムダイナミクスモデルを用いて定量的に解釈し、海洋保護区の持続可能性を評価するとともに、望ましい管理施策について明らかにしました。

Nugrohoさんは、インドネシア・リンケージプログラムの奨学生で立命館大学政策科学研究科とインドネシアのガジャマダ大学都市・地域計画コースのデュアルディグリープログラムに基づき研究をされています。指導教員の上原先生も共著者となっていますが、研究成果は、日本に来てからの1年間で本人が飛躍的に発展させたものとなっています。

論文のウェブサイト:https://www.mdpi.com/2071-1050/11/17/4609

2019.2.15

タイ国家住宅公社による地方行政官研修プログラム「地方政府に対する能力養成プログラム:2018年度の住宅開発計画・スラム回避へ向けて」の受け入れを行いました。

政策科学研究科では、2019年2月15日(金)、タイ国家住宅公社による地方行政官研修プログラムである「地方政府に対する能力養成プログラム:2018年度の住宅開発計画・スラム回避へ向けて」の受け入れを行いました。当日の午前中は大阪いばらきキャンパスにおいて、石原一彦教授による「History and Some Viewpoints of Urban Development, Regeneration in Japan」と題した講義を行い、午後は石原教授の引率による大阪府(咲洲庁舎)への表敬訪問を行いました。

本研修では、アンダマン海沿いタイ南部県(プーケット、パンガー、クラビ、ラノン)の地方行政官が参加者となり、防災や文化遺産保全、住宅開発などのテーマについて、関西圏(大阪、京都、神戸)の先進事例を学ぶことによる地方行政官の能力醸成を目的としています。立命館大学ならびに大阪府では特に住宅開発をテーマとした研修を行うことで、タイ南部県の今後の発展への参考となる情報や事例の提供を行いました。

大阪いばらきキャンパス訪問時の様子

大阪いばらきキャンパス訪問時の様子

大阪府訪問の様子

大阪府訪問の様子

2018.12.13

姫路市長・石見利勝氏が講演されました。

政策科学研究科の講義「政策アドバンスト研究Ⅱ」のゲストスピーカとして、姫路市長の石見利勝氏が「幸せ 感動 夢ある姫路(まち)」と題して講義を行った。元政策科学部長・政策科学研究科長の経験をふまえて、石見市長は、一人ひとりが主役のまちづくりをめざし、世界文化遺産である姫路城を中心とした景観形成や生涯現役プロジェクトの展開を進めてきた。さらにインバウンド観光の推進、姫路城を展望する姫路駅周辺の整備を計画し実現してきた。

これらの政策の実行は、政策の理念と実践の調和にもとづくものであり、将来をみすえた深い洞察に依拠していることが講演で示された。今回の講演は、政策科学研究科院生の研究を促し将来の力強い実践を期待させるものであった。

2018.12.13

ガジャマダ大学公共政策大学院との交流
−クロモトモ博士の講演

政策科学研究科は、インドネシアのトップ大学であるガジャマダ大学とバンドン工科大学と共同学位プログラムを実施しており、毎年、インドネシア政府によって選抜された中央・地方政府の公務員の方々を英語基準院生として受け入れ、研究指導を行っています。2018年9月には14名の方々をこのプログラムにもとづく院生として受け入れました。

ガジャマダ大学公共政策大学院でこの共同学位プログラムの責任者となっているクロモトモ博士が2018年11月8日に研究科を訪問されましたので、ガジャマダ大学公共政策大学院の人材育成方針や教育方法、また政策科学研究科と今度行いたい国際共同研究につきスタッフミーティングにてご講演頂きました。出版計画の具体的な提案にも進むなど、有意義な交流となりました。政策科学研究科からも2019年2月にガジャマダ大学とバンドン工科大学を訪問し、共同学位、共同研究についての連携をより深める予定となっています。

2018.12.13

大学院ウィークが実施されました。

2018年11月12日から25日までの2週間、政策科学研究科でも大学院ウィークの各種企画を行いました。 政策科学研究科の現役院生に大学院での研究や生活につき話してもらうイベントを日本語基準、英語基準のそれぞれで実施した他、政策科学研究科の修了生で大学教員となっている方、社会人として通われ、その経験を仕事として発展させている方にも講演頂きました。

自治体やNPO団体にて参与型調査活動を行う地域共創プログラムについてもこのプログラムを受講したばかりの院生にその魅力を話してもらいました。 この2週間、大学院の合同ゼミであるリサーチプロジェクトへの授業見学も実施し、例年よりも多くの参加者を得ることができました。

本研究科への進学を検討している方で指導教員のことにつき相談したいことがある場合は、こちら(http://www.ritsumei.ac.jp/gsps/admission/contact.html/)をご覧下さい。

2018.10.23

リサーチ・プロジェクト見学会を実施します

立命館大学大学院政策科学研究科では、専門の異なる複数教員と院生とがチームを組んで共同研究する「リサーチ・プロジェクト」という授業が研究指導の中心となっています。
11月中旬の2週間にわたり、このリサーチ・プロジェクトの見学会を実施します。普段と変わらない形で行いますので、大学院がどういうところかを体験できる格好の機会です。
各リサーチ・プロジェクトの教員構成や取り組んでいるテーマは、以下の通りです。多くのリサーチ・プロジェクトには、英語基準の留学生も所属するので時限毎にどちらの言語をメインで行うかも記載しました。
学内・学外者問わず、事前の申し込みは不要です。直接、下記の教室にお越しください。

RP 「グローバル化する多元的福祉・経済社会」

教員: 飯田先生・上久保先生・大塚先生・桜井(政)先生・坂西先生
11月15日(木) 5限(日英) 6限(日英)
11月22日(木) 5限(日英) 6限(日英)
教室 AS455

RP「グローバルガバナンスとエネルギー環境政策」

教員:周先生・宮脇先生・仲上先生
11月15日(木) 5限(日) 6限(日)
11月22日(木) 5限(日) 6限(日)
教室 AS456

RP「分権改革とガバナンス」

教員:佐藤先生・重森先生・田林先生・真渕先生・見上先生・山本先生
11月15日(木) 5限(日)
11月22日(木) 5限(日)
教室 AS465

RP「サステイナビリティとレジリエンス」

教員:上原先生・鐘ヶ江先生・桜井(良)先生・髙尾先生・豊田先生
11月14日(水) 5限(英語) 6限(英語)
11月21日(水) 5限(英語) 6限(日本語)
教室 AS458

RP「東アジアの公共政策」

教員:上子先生・岸先生・西村先生
11月15日(木) 5限(日) 6限(英)
11月22日(木) 5限(英) 6限(日)
教室 AS454

RP「地域経営と公共政策」

教員:石川先生・小幡先生・小杉先生・平岡先生
11月15日(木) 5限(日)
11月22日(木) 5限(日)
教室 AS452

RP「まちづくりと都市計画」

教員:石原先生・式先生・高村先生・吉田先生
11月15日(木) 5限(英) 6限(日)
11月22日(木) 5限(日) 6限(英)
教室 AS453

*リサーチ・プロジェクトの編成は、年度毎に変化します。上記の編成は、2018年秋セメスターのものです。

2018.10.3

政策科学研究科を知ってもらうための大学院ウィーク2018

立命館大学では、11月中旬の2週間、大学院について知ってもらうための各種企画を各キャンパスで行います。
政策科学研究科も以下の企画を行います。学外者の方にも全て参加いただけます。
事前登録は、不要ですので奮ってご参加ください。

現役院生によるトークイベント「大学院での研究と日常」

[日時] 11月15日(木) 12:20〜12:50
[場所] B棟R-AGORA
[話題提供者] ①矢野晴香(修士2年・立命館大学経済学部卒・公務員内定)
        ②堀池航洋(修士1年・立命館大学政策科学部卒)
        ③江成 穣(博士1年・立命館大学政策科学部卒)
[軽食] おにぎりとお茶を先着30名に提供*

修士課程の院生2名、博士課程の院生1名が普段どのように日常を過ごしながらどのような研究を進めているか、を話します。就職活動や公務員試験との両立といった点についても話題にします。

*同日、5限(16:20)からリサーチ・プロジェクトの見学会もあります。

講演「研究者という仕事 ー大学院進学後のキャリア」

[日時] 11月22日(木) 12:20〜12:50
[場所] B棟R-AGORA
[講演者] 角谷 嘉則 (桃山学院大学准教授・2006年政策科学研究科博士課程修了)
[軽食] おにぎりとお茶を先着30名に提供*

大学院進学者の希望進路として一番多いのが研究職です。どのようなステップを進んでいけば、研究職に就くことができるのか。政策科学研究科で博士号を取得した修了生から詳しくお話頂きます。

*同日、5限(16:20)からリサーチ・プロジェクトの見学会もあります。

リサーチプロジェクトの見学会

政策科学研究科では、専門の異なる複数教員と院生がチームを組んでのリサーチ・プロジェクト(=合同ゼミ)が授業の中心となっています。また多くのリサーチ・プロジェクトは、日英の両言語で行っています。以下の2週にわたり、このリサーチ・プロジェクト授業の見学会を実施します。

第一週  11月14日(水)、15日(木)  16:20〜19:30
第二週  11月21日(水)、22日(木)  16:20〜19:30

各リサーチ・プロジェクトの教員構成や教室については、こちら(ニュース「リサーチ・プロジェクト見学会」)でご確認ください。 事前予約は、不要です。直接、教室を訪問ください。

研究計画書の書き方セミナー&修了生・現役院生の講演

[日時] 11月17日(土) 14:00〜16:30
[場所] B棟R-AGORA

大学院では、自分が立てた研究計画に基づき研究を遂行していくのが中心となります。よって入試でも一番大事となるのが研究計画書です。受験や入学の前にどのように研究計画を練ってたら良いか、研究計画書はどのように書くべきかにつき副研究科長がレクチャーします。また社会人院生として修了されたOBや現役院生からも政策科学研究科でどのような場かについて講演してもらいます。

①研究計画書はどのように書くのか

立命館大学大学院政策科学研究科副研究科長 高村学人教授

②社会人院生としての経験から

井上利一(株式会社ジオ・リゾーム社長、2014年政策科学研究科修士課程修了)

③現役院生からの声

地域共創プログラムに参加して(滝村亮祐 修士1年・立命館大学政策科学部卒)

セミナー・講演終了後、参加者の研究計画の立て方についての個別相談会もB棟275教室にて行います。

入試説明会&個別相談会

また立命館大学のさまざまな研究科が合同で行う入試説明会については、以下の日程に政策科学研究科が参加します。

11月18日(日)午後      場所:衣笠キャンパス

11月23日(金・祝日)午後    場所:OICキャンパス
政策科学研究科の入試説明・個別相談会は、18:10〜 AN324教室にて。
同日 15:30〜17:00もR-AGORA前にて副研究科長と大学院進学についての個別相談可能。
同時間帯は、上記イベントのビデオ上映をR-AGORA大型スクリーンにて予定。

12月12日(水)夕方以降    場所:衣笠キャンパス

上記の日程において個別ブースを設け、 副研究科長と現役院生が個別相談にのります。どの先生を指導教員としたら良いか、入試までの準備をどう進めたら良いか、大学院での研究や生活はどのようなものか、など何でもお気軽に相談ください。

以上の入試説明会の詳しい内容は、立命館大学大学院入試情報サイト  をご覧ください。

*軽食の提供は、イベント傍聴者のみです。すぐに会場を離れる方への提供は行えません。

2017.11.18

立命館大学大学院政策科学研究科 林祥偉君が「京都市長賞」を受賞しました

11月18日、京都大学時計台百周年記念館に、中国留日同学会(非営利公益団体)の主催で“第16回留学成果報告会&優秀論文授賞式"が開催されました。
立命館大学大学院政策科学研究科周瑋生先生の指導院生である林祥偉君(博士後期課程3年)が「京都市長賞」を受賞されました。林君の論文は、中国における経済成長と生活満足度の変化に関する「計量幸福論」的な分析を通じて、住民の生活満足度に与える影響要因及び因果関係の解明を行ったものです。

 

中国留日同学会主催の留学成果報告会・優秀論文授賞は人文、社会、自然科学、先端医学をはじめ、あらゆる分野にて活躍している中国人日本留学経験者の代表的な研究成果を反映し、Natureなどで掲載された数多くの優秀な既刊論文・特許を対象にしています。1999年度より「中華人民共和国駐日本大使賞」をはじめ、日本京阪神地区の三大知事賞、三大市長賞など優秀論文賞・優秀成果賞を創設・授賞することに至りました。

今回選ばれた優秀論文 (12本)は、東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、立命館大学、理化学研究所など多くの大学、研究機構所属の留学生の成果である108件の投稿成果・論文からそれぞれの専門分野の先生方により、選出されたものです。

 

2016.11.03

比較福祉国家研究者スタイン・クーンレ教授による講演会を開催~経済のグローバル化と高齢化によって共通の課題を抱える北欧と東アジアの福祉国家の現状~

政策科学研究科においては、東アジア・東南アジアからの留学生が英語基準・日本語基準で数多く学んでいますが、政策のアジア的な特徴とは存在するのでしょうか。アジア的な特徴とは、国際比較を通してその立ち位置がみえてくることがあります。

政策科学研究科では2016年11月3日(木)にOIC総合研究機構地域情報研究所との共催で比較福祉国家研究の第一人者であるスタイン・クーンレ教授をお招きして、“Globalization and Development of Social Policy in a Perspective of European and East Asian Experiences”というタイトルのもとでの講演会を開催しました。

ク―ンレ教授は、ノルウェー国立ベルゲン大学比較政治学部教授であり、同時にこれまで、中山大学(広州)名誉教授、南デンマーク大学福祉国家研究センター名誉教授等を歴任し、現在は復旦大学(上海)名誉教授も務めてこられました。近年は東アジア諸国との比較研究をおこなっており、2016年10月22日から11月11日まで、日本学術振興会 外国人招へい研究者として、立命館大学OIC総合研究機構地域情報研究所に滞在されました。

講演ではまず、西(欧米)と東(東アジア・東南アジア)における社会福祉や国家の役割に関する理念の相違が歴史的アプローチから説明されました。たとえば、西では個人が全てであるのに対し、東では個人はシステムの一部にすぎず、また、西では福祉は権利と結びついた「契約」であるのに対し、東では福祉は施しと結びついた「憐み」と考えられているということです。ゆえに、クーンレ教授は、東において社会保障プログラムは西よりも低いレベルから導入が進んだが、1985年~1995年の経済成長期においては福祉が拡大し、1997年の経済危機によって国家の福祉的責任は下降もしくは水準変更されたことを指摘しました。そして、現在の西と東に共通な福祉的課題とは、グローバル化(もしくは脱グローバル化?)による経済危機、人口の高齢化、国際人口移動、労働市場構造や家族構造の変化、社会的不平等であるが、福祉国家として十分に発達し、合意によるガバナンス形態をとる国家(北欧)には多少の利点があるものの、アジアもまた、受容力の高さを活かしてこの課題を乗り越えられるであろうと締めくくられました。

フロアからは、インドネシアや中国からの英語基準プログラムの院生による自国の将来に関する活発な質問が相次ぎました。クーンレ教授はそれらの質問に丁寧に回答され、従来の福祉国家論の枠組みを超えたグローバル化時代における西と東の知識共有の必要性を参加者全員が認識したところで閉会しました。

政策科学研究科では、欧米中心の理論枠組みから一旦距離をおいたうえで、アジアにおける諸政策を眺めることによって、新たなアジアの政策像を打ち出していくことに、近年力を入れています。今回のクーンレ教授の講演会はその過程としての国際比較の重要性を改めて認識させるものとなりました。