社会人向けプログラムProgram for adult learners
政策科学研究科は立命館大学大阪いばらきキャンパス（OIC）で開講されており、近畿のどこからも大変アクセスしやすい立地にあります。この特長を活かして、政策科学研究科ではOIC開設当初から社会人向けプログラムを実施しており、夜間にあたる6限（18:00〜）以降に研究指導科目を含んだ科目配置を行う時間割を制定しています。
現在の日本は労働力人口が進む一方で、企業・自治体・NPO等のあらゆる組織において新しい政策課題や技術革新へ適応していくための能力が求められています。急速な時代の変化に合わせて、社会人の皆さんがより高度な政策能力を身につけるニーズが格段に大きくなっています。
政策科学研究科の社会人向けプログラムは、このような日本社会の要請に応えるための充実したカリキュラムを提供するものです。
履修のご案内
柔軟な履修制度
＊ここでご紹介するのは主に博士課程前期課程を想定したご案内ですが、博士学位取得を目指す後期課程の社会人の方にも適用できる内容です。
- 博士課程前期課程の研究指導科目「リサーチ・プロジェクトⅠ-Ⅳ A・B」は、社会人以外の大学院生については5限（16時20分）・6限（18時00分）の設定ですが、ゼミの配置時間はクラスごとに柔軟な調整が可能です。例えば社会人の方はご希望に応じて6限から合流し、6限（18時00分）・7限（19時40分）で受講頂く事も可能です。
- 社会人は長期履修制度を選択することにより、2年間で取得する修士学位を3年間かけて取得することができ、学費も3年間に分けてお納め頂けます。
単位取得の一事例
- 修了に必要な30単位のうち毎週の研究指導科目「リサーチ・プロジェクトⅠ-Ⅳ A・B」により、2年間で16単位を取得でき、残りの14単位を講義科目等で取得します。
- 夜間配置のオムニバス科目「政策アドバンスト研究」では、毎週違った教員が外部講師を呼びながら、受講生の皆さんと最先端の政策課題について討論を行うアクティブラーニングを行います。この科目により最大8単位を取得できます。
- 政策科学にはその課題の専門性により、「公共政策クラスター」、「環境開発クラスター」、「社会マネジメントクラスター」に分かれており、それぞれのクラスターごとに基軸となる「公共政策概論」、「環境開発概論」、「社会マネジメント概論」が夜間開講されています。社会人大学院生の皆さんはこれらの科目により最大6単位を取得できます。
- 「政策英書購読」では留学生とともに日本の諸政策を英語で説明する語学力を涵養するための夜間開講科目です。この科目により最大4単位を取得できます。
協定機関からの社会人大学院生
「地域共創研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」は、政策科学研究科と協定を結んでいる以下の機関（地方自治体等）において一定期間、参与観察を行うことを目的とする授業です。この参与観察を通じて政策の形成・実施・評価の各過程を内在的に理解し、政策現場に根ざした厚みのある研究を実現することを研究科としても奨励しています。
協定機関は、（公財）京都市・景観まちづくりセンター、亀岡市、舞鶴市、京都府山城振興局、草津市、茨木商工会議所、豊中市、NPOあおぞら財団、南信州広域連合、福井県若狭町です。
社会人向けの履修モデル
履修モデル
| 1回生 | 2回生 | |
|---|---|---|
| 春学期 |
|
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| 夏季集中科目 | 修論調査等 | |
| 秋学期 |
|
|
想定時間割
- 春学期
- 秋学期
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 6限［18:00〜19:30］ | 政策アドバンスト研究Ⅰ A・B |
専門科目 | クラスター概論 | リサーチ・プロジェクトⅠ A・B |
クラスター概論 |
| 7限［19:40〜21:10］ | - | クラスター概論 | 政策英書購読 |
科目の時間割配置は毎年末に確定されますので、微細な変更が見込まれます。
リサーチ・プロジェクトの一部のクラスは水曜日に開講されています。
夜間履修希望者の登録がなかった科目については、開講後に受講者と相談の上、適宜曜日時限を移動する可能性があります。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 6限［18:00〜19:30］ | 政策アドバンスト研究Ⅱ A・B |
専門科目 | 専門科目 | リサーチ・プロジェクトⅡ A・B |
政策英書購読 |
| 7限［19:40〜21:10］ | - | - | - |
科目の時間割配置は毎年末に確定されますので、微細な変更が見込まれます。
リサーチ・プロジェクトの一部のクラスは水曜日に開講されています。
夜間履修希望者の登録がなかった科目については、開講後に受講者と相談の上、適宜曜日時限を移動する可能性があります。