教員紹介

KOSUGI Takanobu

環境開発クラスター

小杉 隆信 教授

専門分野
環境政策、エネルギー学、社会システム工学
小杉 隆信 教授

プロフィール

富山県出身で、大学進学を機に関西に来ました。学部生の時に電気・エネルギーや情報システム工学の基礎を学び、大学院進学後は数理モデル・シミュレーションを用いてエネルギー・経済分析を行う研究室に入りました。その後、大阪大学助手、地球環境産業技術研究機構研究員を経て、2004年4月に立命館大学政策科学部に着任し、現在に至ります。

研究・教育

太陽光発電などの気候変動対策技術の研究開発・普及と社会経済との関わりについて、主にモデル・シミュレーションといった計量分析手法を用いて研究しています。研究科では「地域経営と公共政策」リサーチ・プロジェクトに所属し、地域の持続可能な開発の視点を研究に取り入れています。学部では「環境科学」や「資源エネルギー論」などの講義を担当し、相互に連関する環境、資源・エネルギーの問題をシステム思考で考えて、さまざまな社会経済動向・政策課題との関わりを論じています。

受験生へのメッセージ

「風が吹けば桶屋が儲かる」、「あちらを立てればこちらが立たず」のように、物事は複雑に連関しています。文系、理系、あるいはもっと狭い専門分野に絞った学びだけでは、そのような連関について想像し、調査して理解するのに限界があります。本研究科では、学際的なアプローチで学び、研究に取り組もうとする姿勢が大切だと考えます。

キーワード

気候変動、エネルギー・資源、循環炭素経済、オペレーションズ・リサーチ

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