東京都生まれ。大学卒業後、製造業の国際営業部門で輸出輸入等を担当。在職中から大学院でマーケティングを研究する。長崎県立大学経営学部を経て2018年4月に本学部着任。博士（経営学）。趣味は旅行と水泳。

大学院では政策分析技法、学部ではマーケティング政策論や消費者行動論等の講義を担当。研究はフィリピンで活躍する製造業や小売業を中心に現地調査を進めている。
現在の新興国・発展途上国市場の拡大を踏まえ、私たちは新興国・途上国市場を「市場」として認識し、これまでの生産拠点や慈善の対象から生産拠点＋販売拠点としてマーケティングの視点をもつことが重要であろう。そのためにも国内市場と新興国・途上国市場の異質性を掴み、参入した企業は使命として相手国の社会的課題の解決にどう役立てるのか、生活の改善・利便性にどう貢献できるのか、価値ある提供物を適正価格で供給できるのか、雇用の創出や参入先の人々に対する経済的自立の仕組み作りにどう関われるのか等もあわせて考えていきたい。

研究に没頭できるのは今しかありません。研究する力を養ってください。現在、関心のあるテーマは修了後も皆さんの生活や仕事に大きく関わっていくことでしょう。

マーケティング、ASEAN、フィリピンの流通、BOPビジネス