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在学生インタビュー: JDP1期生 遠藤亮磨さん

サクラスカラーズ第1期生インタビュー
遠藤亮磨さん(RUホーム)

JDP Ryoma Endo Interview 1

JDP1期生の遠藤亮磨さん(取材時3回生)のインタビュー。
2018年4月に入学、立命館で1年半学んだ後、2019年8月からアメリカン大学での2年間の学修を開始。本来であれば現在(2020年11月)はアメリカン大学で学修中でしたが、新型コロナウィルスの影響でアメリカン大学の授業をオンラインで日本から受講中。

立命館大学のアドバイザーの先生と就職活動の相談をするために衣笠キャンパスを訪問した際、 アメリカン大学での生活や就職活動についてインタビューしました。


1.アメリカン大学 (AU)での学生生活

AUには人種も国籍も本当に多様な学生達が集まっています。立命館の国際関係学部に入った時も留学生の多さにビックリしましたが、AUは更に多様性が広がっています。一方で日本の他の大学からAUへ留学してきている学生達もおり、日本人学生同士のコミュニティもあります。JDPの学生以外にもそうした日本人学生達がいることは心強かったですね。

キャンパス内にある寮では自炊することが多いです。食材も大学の近くのお店で色々と揃います。寮のキッチンで日本食を料理していると「それ何作ってるの?」と声をかけられて一緒に食べることもあります。料理は他の国籍の人との良いコミュニケーションになりますね。


JDP Ryoma Endo Interview 2

AUの授業

入学して立命館大学で1年半、留学生に囲まれた環境で授業を受けてからAUでの学びを開始したので語学力はなんとかなりましたが、AUの学生はRUの留学生たちより更に一段上の活発さでびっくりしました。AUの学生達は本当に授業中よく発言します。それはオンライン授業になっても変わらずで、Zoomでの授業中、ずっと誰かが発言をしていますね。また、インターンシップにどんどん参加するなど行動力もすごいです。

AUの授業で毎回提示される課題の量も聞いていた通り多いですね。課題で出された文献を読んでくることを大前提に授業当日は読んできた内容についてディスカッションが行われます。課題で出された文献だけでなく、独自でテーマについてリサーチしてくる学生も多いです。自分も日本で同じようなテーマはどのように報道されているか?など、よく調べています。授業では「このテーマについて日本ではどう?」という形で発言を求められたり、自らもそうした角度から発言することが多いですね。アメリカに来て、「これが日本だったら・・」「日本はどうなんだろう・・」と比較して考えることが増えました。


JDP生同士の交流

JDPのAUホームの学生達(AUから学修をスタートするJDP生)とはJDP生だけの授業があるので一緒になることが多いです。ご飯を食べに行ったり、日本大使館を訪問したり、ハロウィンイベントに参加したりと、授業以外でも仲良くしていました。スミソニアン博物館の夜の時間帯をAUが貸切り、AUの学生達がみんなでドレスアップして集まるイベントがあったのですが、とても印象的でした。

JDP Ryoma Endo  Interview 3

ワシントンDCでの学び
<イベントへ積極的に参加して交流の幅を広げる>

ワシントンDCでは、様々な人の話を聞ける機会、スケールの大きなイベントに参加できる機会がたくさんあります。私はこうした企画に積極的に参加しました。国籍も年代も言語も違う初対面の人が集まる会(特にはビッグネームにお会いすることも)に飛び込むのは勇気がかなりいりますし、そうした初対面の社会人の方と会話をするのは本当に難しいのですが、自作の名刺を持参してどんどん参加しました。そうした場では些細なつながりでも貴重な会話のキッカケになるんですよね。経験を重ねることで相手の話を聞く傾聴力や初対面の社会人の方と会話をする力はだいぶ身についたのではないかと思います。名刺交換させていただいた方には後日にお礼のメールを送り、次の機会をいただけたこともたくさんありました。そうした繋がりの中からインターン参加の話をいただくこともありましたね。

<国際機関を訪問するツアーを企画>

AUの日本人学生から紹介してもらったワシントンDCの日本人交流会もその一つ。そこで知り合った社会人の方と「アメリカに来た日本人学生向けにDCにある国際機関や企業をツアーする企画」を立ち上げ、参加学生への広報、訪問先の機関や企業との調整役を担っています。ホワイトハウス、世界銀行、国際協力銀行、在アメリカ日本国大使館 などへの訪問企画を実施してきました。

こうしたネットワーキング力は本当に大事なスキルであると感じていますし、アメリカに行って成長できた部分かなと思っています。こうした行動は日本で大学生活を送っていたらしていなかったかもしれません。アメリカのワシントンDCという国際政治の中心都市に留学して環境が変わったことで積極的になれたのではないかと思っています。

今後の進路について

現在、3回生の秋ですので日本国内での就職活動はまだ本格的にスタートしていませんが、アメリカに留学している学生を対象にした「ボストン・キャリアフォーラム」に参加している日本企業の採用選考はスタートしており、早めから準備しています。最初から選択の幅を狭めず、広い視野で業界や企業を見るよう心掛けています。

アメリカで暮らしてみて、企業のブランディングやマーケティングに興味を持つようになりました。海外で日本の製品を手に取ってみると、商品の信頼性やブランドについて新たな発見があります。将来的にそうした経験も活かせるような仕事ができたらいいな・・と思っています。

JDP Ryoma Endo Interview 4
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