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古川 耕平 先生(映像学部)

 


『伊勢神宮 : 魅惑の日本建築』
井上章一著(講談社、2009年)

1300年以上、日本人の信仰の対象でありつづけた伊勢神宮。それは同時に、日本人に伊勢神宮のイメージを固定化させることとなった。その固定化された概念に著者独特の視座からメスを入れる。多角的な視点からの検証に、気付かされる点も多々あるはず。
*版・出版社が異なる資料も所蔵しています。

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『ピクトグラムのおはなし』
太田幸夫著(日本規格協会、1995年)

我々は普段、トイレを必要としなければ、「トイレのマーク」を目に留めることはしない。しかし必要になった瞬間、なんの迷いもなく目に飛び込んでくるそのマークは、どのような考えのもとにデザインされているのか。言葉との関係も含めて考えさせられる。

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『考現学入門』(ちくま文庫 ; こ2-1)
今和次郎著 ; 藤森照信編(筑摩書房、1987年)

今を観察すること。モノを作るためには何よりも観察して、理解することが大切だが、今和次郎の提唱した考現学を紹介した本書は、このことを強く感じさせてくれる。普段、目に映ってはいるが見えていない、「そこにある普通」が見えてくる。

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『フィールドワーク : 書を持って街ヘ出よう』
増訂版 佐藤郁哉著(新曜社、2006年)

本書はフィールドワーク型の調査研究に関して、20年ほど前に出版された旧版を改訂したものであり、特に近年大きな発展を遂げたITなどの技術の要素を新たに取り入れつつ、フィールドワークという手法の全体像を明らかにしている。

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『つくられた桂離宮神話』
(講談社学術文庫 ; 1264) 井上章一 [著](講談社、1997年)

建築家ブルーノ・タウトが絶賛した「日本建築の最高峰」とも言われる桂離宮について、これまでの建築学的な視点ではなく、社会史的な時代背景からその存在の本質を紐解いている。

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『ビューティフルビジュアライゼーション』
Julie Steele, Noah Iliinsky編 ; 牧野聡訳(オライリー・ジャパン、2011年)

目に見えない何かを、見えるようにすること。情報の可視化、見える化というキーワードが語られ始めて間もないが、本書ではその具体的な事例の紹介を通じて、可視化の本来のあり方が「見えてくる」。

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『色彩論』
ヨハネス・イッテン著 ; 大智浩訳(美術出版社、1971年)

「色」とは、我々が毎日目にする生活の一要素であるが、いったいそれが何を意味するものなのか、それを考えるにあたって、現在の色彩学の父とも言われるヨハネス・イッテンの色彩理論はヒントを与えてくれる。

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『なぜ人はゲームにハマるのか : 開発現場から得た「ゲーム性」の本質』
渡辺修司, 中村彰憲著(SBクリエイティブ、2014年)

今では非常に身近となった「ゲーム」。あちこちで耳にするそのキーワードの本質とは何なのか。ゲーム開発現場で得た知見を基に語られる「ゲームの考え方」は、それ以外の様々な分野に応用できよう。

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『京都の歴史GIS : バイリンガル版 = Historical GIS of Kyoto』(シリーズ日本文化デジタル・ヒューマニティーズ ; 03)
矢野桂司 [ほか] 編(ナカニシヤ出版、2011年)

「京都」という広大な文化遺産を如何にしてアーカイブするのかという、壮大なテーマに取り組む文理融合のプロジェクト。文系の考え方、理系の考え方、それ以外の考え方の融合が垣間見られる。

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『壊れても仏像 : 文化財修復のはなし』
飯泉太子宗著(白水社、2009年)

普段あまり触れることや身近に感じることのない仏像。その修復作業を担う職人の目線を通じて見る仏像は、これまで以上に文化財に対する考え方を改めさせてくれる。

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