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宮野 尚哉 先生(理工学部)

2018.05.10


『脳は美をいかに感じるか ―ピカソやモネが見た世界―』
セミール ・ ゼキ 著; 河内 十郎 訳(日本経済新聞社,2002年)

ヨーロッパの画家たちによる美術作品の効果を神経生理学的観点から解説した著書です。画家たちが視覚神経生理学を如何によく理解していたかが分かると、今後、美術作品の鑑賞にあたっていっそう興趣が増すことでしょう。美術の好きな方にお薦めです。

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『心は機械で作れるか』
ティム ・ クレイン 著; 土屋 賢二 訳(勁草書房、2001年)

この著書は、人工知能の流行期以前から、心と人工知能の問題を論じています。現在の人工知能は「知能」と呼べるような代物ではありません。心を持たないので、過ちから学ぶという機能がないのです。人工知能と心の問題に関心のある方にはお薦めです。

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『偶然と必然』
ジャック ・ モノー 著; 渡辺 格 ・ 村上 光彦 訳(みすず書房、1972年)

生物は、進化のあるべき方向に沿って必然的に進化している(これを進化の合目的性と呼びます)のではないようです。進化には合目的性はなく、物理法則上可能な方向に変化が偶然に生じるらしい。その変化が環境に適合すると、必然的に進化するということのようです。この考え方には様々な応用がありそうです。この本は難解ですが面白い。

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『The New Quantum Age ―From Bell's Theorem to Quantum Computation and Teleportation-』
Andrew Whitaker 著(Oxford University Press、 2012年)

量子力学の勃興期から、アインシュタイン・ポドルスキー・ローゼンのパラドックスを経て、ベル不等式の発見とその実験的検証、そして、量子計算機と量子暗号の発見に至る激動の110年を記した著書です。この本は面白い! 和訳が岩波書店から出版されていますが、原著で読むことをお薦めします(和訳本はお薦めしません)。欧米の科学技術の底力を実感することでしょう。

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『原因と偶然の自然哲学』
マックス ・ ボルン 著; 鈴木 良治 訳(みすず書房、1984年)

20世紀を代表する偉大な物理学者マックス・ボルンによる著書です。前半は古典力学について解説しています。著者はなんと良く考えていたことでしょう。感心します。この世は確率に支配されており、確率が物理法則に従って時間発展するのかも知れません。「所詮この世は確率ですよ」と達観しておられる方にはピッタリの著書かも知れません。

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『確実性の終焉』
イリヤ ・ プリゴジン 著; 安孫子 誠也、 谷口 佳津宏 訳(みすず書房、1997年)

「所詮この世は確率ですよ」と達観されている方にはダメ押しの著書です。カオス現象を中心に据えて、機械的決定論的自然観に代わる自然観を唱える著作です。英語版で読むのも良いでしょう。著者の力強い語り口に心酔してしまう方もおられるかも知れません。冷静に読んで下さい。

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『近江から日本史を読み直す』
今谷 明 著(講談社現代新書、2007年)

滋賀県は長い間日本史の中心にあったのです。この本は滋賀県を旅するガイドになります。実際、私は、休日には、この本を頼りに滋賀県内歴史探訪をしています。滋賀県への愛着が増すことでしょう。

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『現代暗号入門 ―いかにして秘密は守られるのか―』
神永 正博 著(講談社、ブルーバックス、2017年)

現代暗号に関する解説書です。事実は小説よりも奇なり。暗号解読者というのはもの凄い人たちであるということを実感できるでしょう。映画やテレビドラマよりも迫力があります。「ああ、そんな風にして暗号を破れるものなのか」と、驚くというよりも呆れるのです。

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『文学入門』
桑原 武夫 著(岩波新書、1963年)

「科学技術全盛のこのご時世に、何を今さら文学」と思っている方にお薦めします。まぁ、そう言わず読んでみましょう。人生には文学が必要だと改心されることでしょう。

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『すしの本』
篠田 統 著(岩波現代文庫、2002年)

寿司は文化であって科学であって、かつ、芸術です。「寿司とは何ぞ」という「哲学的問い」に答えてくれます。寿司と言えば酒だという方は、坂口謹一郎著「日本の酒」(岩波文庫、1964年)を合わせてお読み下さい。

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