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竇 雪 先生(総合心理学部)

2019.04.06

竇 雪 先生

竇 雪 先生の研究概要

ネットメディアとその影響について考えを深める本

みなさんは日頃からインターネットを使っていると思いますが、インターネットメディアの影響力について考えたことはありますか。みなさんにとって一番身近なメディアだからこそ、しっかりと見つめ、その影響力、裏側にある問題を考えることが重要です。ここにある本を是非とも手に取っていただき、メディア・リテラシーを高め、社会人としての教養を深めてください。


『メディア・オーディエンスの社会心理学』
李 光鎬、 渋谷 明子 編(新曜社)

メディア利用が私たちに与える社会的、心理学的影響について、これまでの学術研究を引用しながらわかりやすくまとめ上げた一冊です。テレビ、ゲーム、広告と、様々なメディアを扱っていおり、今までありそうでなかった内容となっています。メディアの影響に関する問題を基礎から学びたい人にはぜひ読んで欲しい一冊です。

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『ソーシャルメディア四半世紀:情報資本主義に飲み込まれる時間とコンテンツ』
佐々木裕 一 著(日本経済新聞出版社)

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『図説 日本のメディア [新版]―伝統メディアはネットでどう変わるか 』
藤竹 暁、 竹下 俊郎 編(NHK出版)

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メディアの発展を歴史的な観点で捉えた2冊。『図説 日本のメディア [新版]―伝統メディアはネットでどう変わるか』では新聞、テレビ、雑誌といった伝統的なメディアの発達史やメディア市場の構造についてデータを用いながら解説しています。また、ネットメディアの出現によって、伝統メディアがどのように変化しているかについても論じており、今後のメディア業界を見通す上で様々なヒントを与えてくれます。
『ソーシャルメディア四半世紀:情報資本主義に飲み込まれる時間とコンテンツ』は日本におけるソーシャルメディアの発展を、1990年代後半から記述したものです。たったの20年で、急激に発展し、そして普及していったSNSですが、その裏には色々なストーリーがあったのだなと気付かされます。
メディアの歴史というのはみんな知っているようで知らないもの。今のうちに学び、教養を高めておきましょう。特に、メディア業界への就職を希望している方は、この2冊をぜひ手に取ってみてください。


『閉じこもるインターネット :グーグル・パーソナライズ・民主主義』
イーライ ・ パリサー 著(早川書房)

上記は文庫化の際に「フィルターバブル──インターネットが隠していること」に改題されました。※本企画では2012年発行の単行本を展示

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『The Filter Bubble:How the Internet Is Changing the Way We Think,Read and Remember』
Pariser, Eli 著(Penguin Books Ltd.)

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『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』
ニコラス ・ G ・ カー 著(青土社)

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『Shallows:How the Internet Is Changing the Way We Think,Read and Remember』
Carr, Nicholas G. 著(Atlantic Books)

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ネット社会になって私たちが直面している新しい問題について論じた2冊。『フィルターバブル』ではインターネット上のパーソナライゼーションの技術と、その技術によって私たちが得ている情報の多様性がいかに狭まっているかが描かれています。『ネット・バカ』ではインターネットメディアを多く使うことで私たちの脳に与える影響を、神経科学の論文などを引用しながら、わかりやすくまとめられています。どちらもハッとさせられる内容で、学生の皆さんには「心当たりある・・・。」ときっと感じてもらえると思います。余力がある人はぜひ英語版の方にも挑戦してみてください。


『集合知とは何か - ネット時代の「知」のゆくえ』
西垣 通 著(中央公論新社)

「三人寄れば文殊の知恵」ということわざのように、みんなの意見を寄せ集めることで、良い知恵や結果を生み出すことがあります。インターネット上では多数の人が意見を交わしていますが、こうしたネット上の集団意見によって生じた集合知は、社会にとって役立つものなのでしょうか。そうした疑問について、情報科学分野の理論を紹介しながら考察した一冊です。AIの可能性を考察する上でも参考となる内容です。

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『フェイクニュースを科学する 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ』
笹原 和俊 著(化学同人)

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『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』
一田 和樹 著(KADOKAWA)

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インターネットを介して誰でも発信できる時代になり、ニュースの信頼性に対する考え方が揺らぎ始めています。そんな中で、近年特に注目されているのが「フェイクニュース」という問題です。みなさんも、知らぬうちに嘘のニュースを信じたり、拡散したりした経験を持っているのではないでしょうか。フェイクニュースは実に身近な問題であり、インターネットを多く使用する若い世代には特に気にして欲しいと思います。
まず、フェイクニュースが生まれる仕組み、拡散されるプロセスについて知りたい人は『フェイクニュースを科学する』を手に取ってみてください。一方でフェイクニュースが与える社会的影響に興味がある方は『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』をお勧めします。 大学生のうちに、ぜひニュースの真偽を判断できるスキルを身につけておきましょう。


『ドキュメント 戦争広告代理店:情報操作とボスニア紛争』
高木 徹 著(講談社)

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『こうして世界は誤解する―ジャーナリズムの現場で私が考えたこと―』
ヨリス ・ ライエンダイク 著(英治出版)

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私たちが毎日のように触れているニュース報道の裏側を描いた2冊。報道とは事実をありのままに伝えることとよく言われますが、果たして「事実」とは何なのか、また我々がどれ程簡単に情報に踊らされてしまうか、そうした事柄について考えさせられる内容となっています。先に紹介したフェイクニュースの問題を考察する上でも重要となる2冊です。


『自由論 (光文社古典新訳文庫)』
ミル 著(光文社)

メディアを語る上で避けて通れないのが「表現の自由」という考え方です。でも「表現の自由」ってそもそもどういうことでしょうか。表現の自由はなぜ大事で、どこまで許されるべきでしょうか。本書は「自由」について論じた哲学書ですが、その内容(特に第2章)は表現の自由を考える上で、大事なヒントを与えてくれます。大学生活の中でも、互いに意見を交換し、議論し合う場面は多いと思います。ぜひ本書を手に取って、自由に表現し、議論することの真の意義を考えてみてください。

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