パナソニックのシリコンバレーにおけるコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)運営を経て、独立系ベンチャーキャピタル(VC)での豊富な投資経験を積み、現在は、知財を活用したイノベーションやスタートアップ育成に力を注いでいるベンチャー・キャピタリストの樺澤哲氏に登壇いただいた。
導入では、最新のスタートアップやVC事情、日本でユニコーン企業が育ちにくい課題に言及するとともに、起業家教育の重要性を指摘された。その後、事前に受講生から寄せられた質疑応答中心のMBAらしい展開となり、CVCを自社で運営する場合の着眼点やVCによる起業家の評価方法など多岐に渡る質問に対し、講師からは、具体的で実践的な回答が寄せられ、講義時間を超えても熱心な議論が続いた。