研究科長挨拶
ビジネスを創造し、未来を切り拓く
実りある人生の一歩をRBSから
立命館大学ビジネススクール（大学院経営管理研究科）
研究科長牧田 正裕
地球上の人口が80億人を超えた今、私たち人類は分断や対立を超え、持続可能な発展という世界共通のテーマに取り組まなければならない重要な局面に立たされています。ビジネスの世界でも、社会や環境に関わる諸課題の解決に向けた取り組みを、企業の目的とされてきた顧客の創造と同時的かつ一体的に遂行することが求められています。
解決すべき課題が複雑化する中で、広い視野と深い専門知識を得た人材を輩出する高等教育の役割はきわめて重要です。他方において高等教育は、人々のキャリアを豊かにし、生活水準の向上をもたらす原動力ともなります。
高等教育での学びは、高校を卒業してからの4年間に限定されるものではありません。日本でも近年、学びたいという意欲をもつビジネスパーソンの間で、MBAという選択肢の存在が浸透してきました。マネジメントに携わるビジネスリーダーの羅針盤として、世界に通じる共通言語として、MBAの実践知はとても役に立つからです。MBA教育では、ビジネスを体系的に学び、能力を高めることを通じて、自らのキャリアを客観的に見つめ直すことができます。また、異なる業種や階層との交流や他者のものの見方や考え方を介した深い学びを通じて、明日を拓く発想や気づきが得られます。学びを通じてつながった人と人とのネットワークは、生涯にわたる大きな資産となることでしょう。
ビジネスを創造する未来設計図を描き、自らの実践知を磨こうとする人々が集うラーニングコミュニティ、それが立命館大学ビジネススクール（RBS）です。RBSは、実務界の英知と学術を基盤とした論理によって、ビジネスの創造を目指すみなさんを応援しています。時機を逃さずRBSの扉を開いてください。
すでに多くの修了生が、それぞれのフィールドでビジネスの創造に挑戦し、期待を超える成果をあげています。RBSは、貴方との実りある出会いを期待しています。