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ゲストスピーカー

2024.01.12

データビジュアライゼーションの世界

矢崎 裕一

矢崎 裕一

合同会社ノーテーション 代表社員

講義
マーケティングリサーチ(CP)
担当教員
鳥山正博 教授

矢崎裕一氏は日本のデータビジュアライゼーションの第一人者である。これまでもデータの重要性は喧伝されていたが、データをどのようなビジュアル表現にするかについては余り語られていなかった。そのデータ可視化の世界へのいざないが本講義である。
講義はクイズで始まりあっという間に学生の関心をあつめ、チャートの構造の理解、データ可視化の理由、課題探索、表現伝達、色について、ツール紹介へと豊富な事例とともに論じられた。非常に多岐にわたる盛りだくさんの講義だったが、受講生はとりわけ以下のような点に感心していた。
・データ可視化により聴衆はデータの内容に関心を持つようになること、脳を活性化させること
・データビジュアライゼーションの「知的活動を支援」、「ストーリーテリング」、「分野を超えた交配が、これまで手の届かなかった洞察を生み出す」の3つの効果
・finvizの可視化マップによる市場の直感的理解
・RESASを用いた新型コロナウイルス感染症の人の流れや飲食・宿泊業への影響
・衛星データに基づく地表の変動データからの道路陥没発見
総じて履修生はデータビジュアライゼーションに感心するとともにその多様性と奥深さに魅了されたようだった。