第43回ミニ企画展示
とんとんとんからりと隣組:調べてみよう、戦時中の京都の生活

開催趣旨

本展は、京博連(京都市内博物館施設連絡協議会)主催「第14回ミュージアムロード」の参加企画です。「知ったはる?ほんまもん京都」をテーマに期間中、京都市内の各博物館・各美術館がさまざまな展示や体験企画を展開します。本館では、戦時中の「隣組」にスポットを当てた展示を行います。

隣組とは、戦時体制において、国民生活の基盤となった隣保組織のことです。昭和15年より各地で組織され、戦争での住民の動員や物資の供出、統制物の配給、空襲での防空活動などを行いました。隣組の歌の明るいメロディーのように楽しげなイメージで宣伝されましたが、その実態は国民の相互監視と牽制によって国策を遂行するためのものでした。回覧板の回覧など、隣組単位で行われていた活動の一部は現在でも、町内会などで引き継がれています。本展では、特に京都の隣組に焦点を当て、当時の隣組の活動で使われた資料を展示し、戦争中の隣組の性格や役割などを紹介します。

会 期 2009年2月5日(木)~3月1日(日)
休館日 月曜日、2月12日(木)
会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 2階ミニ企画展示室
時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)

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