第61回ミニ企画展示
「廃棄された公文書からみた徴兵の実態」
―大正年間友禅図案裏打ち文書の発見―

展示の様子

展示の様子


開催趣旨

 文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)では、京都の伝統産業を支えた染織図案(デザイン)を収集し、デジタル化を進めていますが、その過程で思わぬ副産物を発見しました。友禅図案の裏打ち文書です。大正時代は伝統的な染織産業の最盛期であり、友禅染・西陣織も大きく発展しましたが、その頃の文書類が偶然に、しかも、大量に「保存」されていたのです。
 それらの文書類は、「京都の伝統産業」の枠を大きく超えた情報を持っています。今回はその中から徴兵に関わる部分を抜き出して紹介します。友禅図案の裏側から、大正時代前後の徴兵や軍のあり方を考えていただければ幸いです。

会 期 2011年1月12日(水)~1月30日(日)
会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 2階ミニ企画展示室
時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日 17日(月)、24日(月)
参観料 大人500円、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
上記( )内は20名以上の団体料金です。※常設展もあわせて見学いただけます。
主 催 文部科学省グローバルCOEプログラム
「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)
京都文化研究班 木立研究室
共 催 立命館大学国際平和ミュージアム
問合せ先 立命館大学国際平和ミュージアム(075-465-8151)

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