第77回ミニ企画展
ウラジオストクにおける日露民衆交流の歴史と現在
-「シベリア出兵」との関わりも含めて-

第73回ミニ企画展
19世紀末、ウラジオストクの目抜き通り、スベトランスカヤ通りを歩く日本人女性。

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2007年、第5回ウラジオストク・ビエンナーレ、旧市街懐古企画で行われた日本の縁日。


開催趣旨

 国際平和ミュージアムでは、第77回ミニ企画展示「ウラジオストクにおける日露民衆交流の歴史と現在―『シベリア出兵』との関わりも含めて―」を開催します。
極東ロシアの中心都市ウラジオストクは、今日、アジア太平洋地域へ向いて開かれた窓として、経済、文化交流の拠点として、地政学的にもその重要性が増しています。日本とウラジオストクの関係は深く、明治、大正時代には多くの日本人が夢や希望を抱きウラジオストクに渡り、商店や銀行などを営む日本人街を形成、街の発展に関わりました。 
 本展では、日露戦争、シベリア出兵、第二次世界大戦、ソ連時代という歴史の厳しい波にもまれながらも、現代へ引き継がれた日露交流の歴史とウラジオストクの素顔を、特に民間レベルでの交流に重点をおいて紹介します。大正時代の日本人街の賑わいや日本軍のシベリア出兵、大戦後の抑留者の引き揚げ、そして様々な分野で文化交流を発展させている現在の繋がりを伝える写真約60点を中心に展示。併せて、史実をより深く知るための書籍約30点も閲覧できます。中にはすでに絶版になっている書籍もあり、ウラジオストク関連の本を一堂に読むことができる機会です。
国境を超え、民族を超え、人と人の交流とその思いが引き継がれていることを、少しでも感じていただければと願います。

会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 2階ミニ企画展示室
期 間 2013年1月12日(土)~2月3日(日)
時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、1月15日(火) 
参観料 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
*上記( )内は20名以上の団体料金です。*先に地階受付で見学資料費をお支払いください。
*立命館で学ぶ人・働く人は無料です。
主 催 日本・ウラジオストク協会
共 催 立命館大学国際平和ミュージアム
協 賛 株式会社ジャパン・エア・トラベル・マーケティング
株式会社ユーラスツアーズ
協 力 ロシア国立沿海地方アルセーニエフ記念総合博物館、他
問合せ先 立命館大学国際平和ミュージアム(TEL:075-465-8151)

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