細やかな視線を注いだ随筆家
岡部伊都子回顧展
開催趣旨
2008年4月に85歳で亡くなった岡部伊都子は、20世紀後半の日本を代表する随筆家の一人でした。花鳥風月から戦争・沖縄・差別・環境問題へと、多岐にわたり細やかな視線で人間性を追及し、常に人々を惹きつけました。本展覧会では、少女時代の原稿や、箪笥、琴、鏡台など、彼女が最後まで愛し、様々な思いを込めて残した品々を展示します。遺品を通して岡部伊都子の世界を紹介し、モノを通して思いを伝えること、モノとともに思いが伝わることの意味を問いかけます。婚約者を戦地に送り出した岡部伊都子は、自分を「加害の女」と呼び、戦後は平和への熱い思いをもち続けました。婚約者や戦死した兄の遺品など、岡部伊都子の平和への願いの原点となった資料もあわせて展示します。
会 期 | 2009年4月28日(火)~2009年5月31日(日) 開催終了いたしました!ご来場ありがとうございました! |
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休館日 | 月曜日、4月30日(木)、5月6日(水) ※5月4日(月)は開館しております。 |
会 場 | 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール |
参観料 | 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円) 上記( )内は20名以上の団体料金です。※常設展もあわせて見学いただけます。 |
主 催 | 立命館大学国際平和ミュージアム |
協 力 | 株式会社藤原書店 |
後 援 | 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、
京都市内博物館施設連絡協議会、
NHK京都放送局、KBS京都、朝日新聞社、京都新聞社、毎日新聞社、
読売新聞大阪本社 |
関連イベント | オープニングの式典を開催いたします。
日時:4月28日(火)9時30分~10時 |
記念講演会 (4/22up) |
演 題:『岡部伊都子を語る』 講 師:窪島誠一郎氏(無言館館主) 無言館館主・窪島誠一郎氏、生前の岡部氏と懇意にされていた洋画家の池田良則氏、親子のようなおつきあいをされていた文芸評論家の尾形明子氏の3人をお招きしての |
ご案内 (4/28up) |
岡部伊都子旧宅 「紫明 卯菴」 岡部伊都子回顧展開催にあわせ、特別展をご覧の方に特別価格にてお昼の献立を用意していただきました。 ◎邸宅のご見学 ご予約等、詳しくは下記までお問い合わせください。 京都市北区出雲路松ノ下町16 電話・FAX:075-251-0753 |