見上 崇洋

見上 崇洋 特命教授

見上 崇洋特命教授

専門分野

行政法学・法政策学

プロフィール
1948年、人は「20世紀前半」の生まれという。ニュアンスとしては、遺産とか遺物という意を含んでいそうであるが、本人は、若いときから、性格は変わらず、そのため年も食っていないと思いこんでいる。モットーは「どこまで行っても明日がある」。未来を信じるというより、今日あまりあくせくしなくてもいいやという程度の言で、無理をしないように生きているということなのであろう。大好きなスポーツ中継と大衆小説(推理もの、時代ものなど)で息抜き(こちらがメイン?)しつつ、降ってくる雑事をごまかしているし、あと少しごまかしきることになろう。京都大学法学部・同大学院から、滋賀大学経済学部(10 年)、龍谷大学法学部(12年)を経て、2000年から政策科学部へ。学生が元気で意欲的だが、理論についてはもっと努力が要ると思っている。
研究・教育
行政計画の法的性質論、というのが最初から考えてきたテーマなのだが、どうも正面からはうまくいかず、都市法とか土地法・農村関係法をしばらくみてきた。『行政計画の法的統制』(信山社1996)、『地域空間をめぐる住民の利益と法』(有斐閣2006)がその中間報告である。2006年は、行政計画というもともとのテーマにかえって整理したいと考えている。課題は次から次へと出てくるが、なかなか対応できない。政策科学部・研究科における教育は、行政法や都市環境法制という科目をもってきたがやはり大学院のリサーチ・プロジェクトから刺激を受けることが多い。研究入門フォーラムも、関心の持ち方など、参考になることがある。自分のやってきたことがもともと法律学の中では現場指向性の強いテーマなので、視野が広がるいい機会だと思っている。
メッセージ
学生・院生に特に言いたいことは、他人の表現を鵜呑みにするな、ということ。たとえば、「地域の発展ために住民参加が必要だ」といわれたとき、地域とは、発展とはどんな状態か、誰が何にどう関わるのが参加か、そして住民参加のメリットを本当に説明できるのかを考えなければならない。それぞれの言葉が当てはまる範囲を考えてみることが大事だと思う。それがないと、商品のパンフレットに書かれるキャッチコピーにすぎない。わかったつもりになるのではなく、自分で内容を説明してみようとすることがなくては、大学にいる意味がない。
キーワード
行政法学、都市、土地法、計画、裁量、土地利用、農業、農地、農村計画、環境