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政策実践研究プロジェクト(タイ・プロジェクト)でバンコク・チュラロンコン大学において国際共同ワークショップを開催しました。

政策実践研究プロジェクトの特定プロジェクトであるタイ・プロジェクトでは、2018年8月23日から31日にかけて“Policy Formation for Social Mobility through Housing & Education in Thailand”という国際ワークショップを開催し、春セメスターでグループとして考えてきた研究計画に基づいた調査・分析を行いました。

本ワークショップでは、政策科学部生21名(政策科学専攻:8名、CRPS専攻13名)、そして教員2名とともに、チュラロンコン大学より大学院生と教員が参加しました。前半は現地大学教員などによる講義に加えて、タイの伝統的な住宅や地域を視察し、タイの文化について親しみました。また、国家経済社会開発委員会事務所やバンコク都、スラム改善策を実施している政府機関やNGOなどを訪問し、それぞれのプロジェクトの説明を受けました。さらに、本学部と交換留学協定を締結しているタイ国立マヒドン大学教養学部とも、地元公立小学校における調査や折り紙教室、大学生間交流イベントを実施しました。

そして、ワークショップ後半では、春セメスターで決めた研究目的の達成を目指して、スラムの保健衛生施策の課題、公立学校の教育設備と教育効果の関係、ストリート・チルドレンの課題の3つのグループに別れ、タイ国立チュラロンコン大学建築学部の大学院生らと共同で調査を実施し、成果を発表しました。限られた時間ではありましたが、それぞれの学生が現地でしか得ることができない経験をし、タイの課題把握とともに政策提案を行いました。

本ワークショップはチュラロンコン大学建築学部との共催により開催したものです。また、マヒドン大学教養学部にも多大な支援をいただきました。ウェルカム・パーティでの歓迎や調査へのご協力をいただいた先生方や学生をはじめ、関係者各位にこの場をお借りして深く感謝の意を表します。

小学校での調査の様子

調査で訪問した水上マーケットの様子

バンコク都での講義の様子

スラム視察の様子

最終発表の様子

交流イベントの様子

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