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桜井良助教が第19回エスペック環境研究奨励賞を受賞しました

政策科学部の桜井良助教が公益信託エスペック地球環境研究・技術基金より「第19回エスペック環境研究奨励賞」を受賞しました。本賞は地球環境問題の解決に向けて将来の貢献が大いに期待できると認められる研究に授与されるものです。

桜井良助教の研究テーマは中学生を対象とした体験型海洋プログラムの教育評価で、岡山県備前市立日生中学校で実施されているプログラムの教育効果(生徒の意識や行動の変化)を明らかにしました。日生中学校は漁業組合との連携のもと、総合学習として海洋教育に取り組んでおり、桜井良助教は2015年度より継続して同中学校で調査を行い、実際に生徒とともに海洋プログラムに参加し、生徒の様子を参与観察し、また聞き取り調査を行ってきました。研究を通して海洋プログラムの教育効果を示すとともに、中学生が地域の漁師と共に地元の海の保全管理に携わる地域密着型の取り組みを『里海教育』と名付け、その意義や可能性を提唱しています。

なお本研究は環境省「環境研究総合推進費」S-13プロジェクトにおける共同研究:「沿岸海域の生態系サービスの経済評価・統合沿岸管理モデルの提示」(代表研究者:政策科学部仲上健一特別任用教授)の一環として実施しており、成果が環境政策に反映されることが期待されています。

中学生が漁師と共に行う流れ藻(アマモ)の回収作業の様子

中学生への聞き取り調査の様子