研究センターの使命

研究センターの使命

稲盛経営哲学研究センターの設立にあたっては、稲盛和夫氏と立命館との間に共通の認識がありました。

それは、現代文明が、地球環境悪化、頻発する紛争、拡大する格差、荒廃する道徳倫理など、危機的状況にあるという認識です。そして、その根底にあるのが、際限がなく抑制されることのない欲望にあるということです。私たちは、ともすれば、利己的な欲望のみを追求してしまいがちです。私たちは、「利他の心」に代表される稲盛経営哲学が、現代文明の危機の克服に、大きな示唆を与えると考えています。

それが、私たちが、本センターの根幹に、「利他の心」を据えた理由です。そして私たちは、本研究センターの使命を以下のように定めます。

  1. 1.稲盛経営哲学の「普遍化」「一般化」
  2. 2.稲盛経営哲学の体得につながる「教育プログラム」の研究・開発
  3. 3.研究・教育活動成果の世界への発信による、人類社会の進歩発展への貢献

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