先輩!キャリアを思い描くきっかけは何でしたか?

今年就職活動終えた6名のジュニアアドバイザー(JA)から、
自分のキャリアを思い描くようになった「きっかけ」について聞いてみました!

「学部での学び」がきっかけに

久保田 理沙さん
(文学部4回生)
自動車メーカーに内定

私は、小学校の頃から漠然と海外への興味を持つようになり、外国語が話せるようになりたいと思っていました。グローバルな世界で活躍できるようになりたいという夢をもって大学に入学しましたが、留学の条件であるTOEFLのスコアが足りず挑戦を続け、3回生になってようやく留学が実現しました。

就職活動を始めたころは、学部で「観光」について研究していたので、航空会社に勤務して「世界と日本をつなげる架け橋になりたい!」と考えていました。けれども、希望していた航空会社には“エントリーシート"で落ちてしまったのです。それが3月下旬のことでした。それがきっかけとなって、もう一度“自分が何をやりたいのか"を考え直しました。航空会社への就職は、“ただ憧れ"が強かっただけで、やりたいことが具体的に考えられていなかったのだと気づいたのです。そこからは、過去の経験を振り返って、自分がやりたいことを追求していきました。その結果、オーストラリア・クイーンズランド大学の留学時代に世界各国の学生と出会ったことで、日本という国がいかに豊かであるかということに気づいたこと、「世界の貧しい国々を豊かにしたい」という気持ちが芽生えたことを思い出しました。これが企業や仕事を選ぶ私の軸となったのです。さらに、自主ゼミの活動の一環で京都府伊根町での地域活性化ボランティアツアーを企画・運営したときに地元のみなさんが喜んでくださったことを振り返りました。「人の喜びが自分の喜び、人の喜びのために働けたらそれが幸せ」という自分の働き方を明確にすることができました。

私は、「信じるは力なり」をモットーに就職活動を取り組んできました。自分の力を信じることが必ず力になる。自分を信じられるレベルまで頑張ることで、おのずと結果が出ると考えていました。だからこそ、不安を解消するためにも「努力するしかない」と自分に言い聞かせていましたね。

1・2回生のみなさんへ

あまり就活を意識する必要はないと思います。いかに学生生活を充実させられたかで、結果はついてくるのではないでしょうか。将来のやりたいことがわからなくても、不安になる必要はないと思います。今は、「今自分がやりたいこと」に専念してください!

3回生のみなさんへ1・2回生のみなさんへ

思うようにいかないこともたくさんあると思います。たとえ短期的には自分の思うような結果が出せなかったとしても、その頑張りはいつか必ず報われるときがくると私は信じています。就職活動当初に思い描いていた第一志望の会社から内定をもらえなかったとしても、満足して就職活動を終えることのできる人はたくさんいますよ!自分を信じて頑張って欲しいです!

就活必勝アイテム

留学先から日本へ帰るとき、友だちがくれた「鍵」の形のキーホルダー。「これの鍵には意味あるんだよ。未来開く扉の鍵なんだよ。未来を開いてほしい」と言って友人がくれました。就活の間は、それをずっと持ってましたね。