地域×RITSUMEIKAN 夏まつりを盛り上げる学生たち

沖島町 夏まつり

滋賀県 近江八幡市 沖島町

沖島町 夏まつり
奇術研究会マジックプレイヤーズ
今回の活動内容

参加される地元住民のみなさんの前でマジックを披露しました。ただ一方的に見せるのではなく、見てくださるお客さんにも手伝ってもらったり、地域のみなさんとの交流も深めていきたいと思っています。

地域での活動に参加して

僕たちのことを知っていただき、いつも貴重なイベントにも呼んでいただいてとても感謝しています。見てくれている人たちに少しでも楽しんでもらえる演技ができるよう、日々、練習を頑張っています。その中で、「すごい、ふしぎ」という言葉は、僕たちにとって緊張をといてくれる魔法の言葉であり、最高のほめ言葉です。また、地域のみなさんとの関わりを通じて、人を楽しませることについて真剣に考えるようになりました。ただ不思議なマジックをするのではなく、見てくれている人とコミュニケーションをとり、会場が一体となって楽しむことができるような演技を心がけながら、地域活動に参加しています。今後は少しでも多くの人たちに僕たちのことを知ってもらって、見てくれる人の記憶にずっと残るようなマジックを披露していきたいと考えています。

ライフサイエンス研究会
今回の活動内容

私たちは水やペンなど、身近な物を用いた科学実験を通じて、子どもたちに「科学がとても身近にあること」を伝えるために、活動を行っています。今回の夏まつりでは、見て楽しめるCO2風船・ロケットシリーズと、実際に体験して楽しんでもらえるスーパーボールづくりを行いました。

地域での活動に参加して

私たちはこの活動を通して、子どもたちの理科離れを少しでも解消したいと思っています。また、大人の方には、今まで疑問に思っていた現象等に触れてもらえる機会にしてほしいと考えています。そのためにも、地域の方との交流を深めながら、今後も一緒に「科学」を楽しんでいきたいと思っています。

私たちの大学は、地域の人たちの協力や理解があって成り立っているものですし、私たちの学びや活動もそれらに支えられていると思うので、地域の方々に還元していきたいと思っています。

何度も見に来てくれる子どもたちが、私たちのことや以前に行った公開実験のことを覚えていてくれているのがとても嬉しいです。子どもたちにずっと楽しんでもらえるように、新たな実験を準備したり、原理に細かく触れた実験をするなど、工夫をしながら、今後も地域活動に携わっていきたいと思います。

近江八幡市沖島町夏祭り実行委員長 北 昇さん

学生さんたちに、夏まつりへ参加をしてもらうのは、今回が初めて。知り合いの方に情報をもらったので、こちらも思い切って頼んでみたんです。学生さんたちと打ち合わせを重ね、例年よりも2時間半ほど早めて、16時から夏まつりをスタートしました。
島のみんなが、毎年楽しみにしているお祭りなので、子どもたちも帰省し、当日は親子で50人ほどが参加していました。19時から、科学実験やマジックショー、アカペラが始まると、子どもたちは喜んでくれていましたし、みんな足を止めて見てくれていたように思います。また出演の待ち時間には、子ども会でやっていたバザーやカキ氷作りのお手伝いも、学生さんにお願いしました。夕食では、島の婦人会の方が中心となり準備した漁師料理(郷土料理)(※1)を食べていただきました。「はじめて食べました!」と、学生さんたちが喜んでくれたので、私たちもうれしかったですね。
今回は、私たちにとっても初めての試みで、どんな事をしてもらえるのかなと楽しみにしていたのですが、みんなよく頑張ってくれたと思います。ここまで来てくれた事に感謝していますし、島のみんなからの評判もよかったですよ。来年のことは未定なのですが、また依頼させてもらうかもしれないですね。
(※1) 沖島町の婦人会のみなさんが用意してくださったメニューはこちら。
漁師料理(郷土料理)でもある、ウロリの釜あげ、ウロリの佃煮、ウロリのすまし汁、鮎の唐揚げ、鮎の佃煮、本モロコ素焼きの酢漬け、ビワマスの造り