基本目標

国際社会と地域に貢献する開かれた学園へ

  1. アジア太平洋地域に位置する学園として、世界とつながり、他者と共生し、平和な未来の創造に貢献します。
  2. 大学・学校・学部・研究科の質を向上し、総合学園として未来の課題に応える新たな教育・研究領域を創造します。
  3. 国際通用性のある教育課程で、未来社会の担い手を育成します。
  4. 学内外を問わず研究に携わるさまざまな人びとが集い、互いを高めあう、教育・研究環境をめざします。
  5. 民主主義と平和の構築に貢献し、国境を超えて多くの若人から選ばれる学園をめざします。

学びのコミュニティと学習者中心の教育を

  1. グローバル化する社会で、他者を理解し、多様な個をまとめ、自ら行動して現代社会・国際社会を切りひらく人間を育成します。
  2. 確かな学力をもとに、高い倫理性をもち世界で活躍できる、個性豊かな人間を育成します。
  3. 正課・課外、国内・国外などの枠を超えて学びあう、多様なコミュニティを形成し、学習者中心の教育を実践します。
  4. 集団的な学びへの支援と、個の視点からの支援を組合せた、包括的かつ多面的な学習者への支援を実現します。
  5. 時代のニーズに応える大学院、小中高大院一貫教育を創成します。

特色あふれる「グローバル研究大学」へ

  1. 立命館らしいオリジナリティと特色にあふれた研究活動に取りくみます。
  2. 研究の国際化、グローバルな展開を推進します。
  3. 知識基盤社会を支える学術研究をとおしての人間育成につとめます。
  4. 大学院博士課程を強化し、研究者ライフコースの視点に立った若手研究者の育成につとめます。
  5. 自然科学系、人文・社会科学系、さらに融合した領域の研究を推進し、研究成果を広く社会に発信します。

教育力・研究の質を向上する環境の維持を

  1. 参加・参画による民主主義的な学園づくりに取りくみます。
  2. 社会に貢献し、社会から支持される学園をめざします。
  3. 国内外の社会的連携を維持し、ネットワークの強化と充実をはかります。
  4. 総合学園として、立命館大学・立命館アジア太平洋大学・各附属校の連携をさらに強化します。
  5. 学園全体の基本目標にもとづき、すべての大学、学校のキャンパス創造に取りくみます。

教育・研究機関としての立命館の役割-東日本大震災をうけて-

  1. 被災地の復興、日本社会の再建に貢献する取りくみとそのための人材育成を、中長期的スパンで全学園をあげてすすめます。
  2. 研究を通じて、人と人、人と自然が共存する社会、省エネルギー・親環境社会、災害に強い社会といった震災後の新しい社会の構築に寄与すべく、可能なかぎりの努力を行います。