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日本学術振興会 特別研究員の申請に向けたブラッシュアップセミナーを開催しました。


 立命館大学大学院キャリアパス推進室では、日本学術振興会 特別研究員の採択者増加に向け、「申請書の完成度を高めるための施策」と「将来申請する潜在層に対して研究業績や能力向上を促すための施策」の両面で取り組みを行っています。

 今回は、平成31(2019)年度採用に向けた申請書をブラッシュアップするためのセミナー(申請書ピアレビュー会)を開催しました。特別研究員の採択者の大半は、1次審査である書面審査で決定するため、申請書類をどう仕上げるかが採否を分けるポイントとなります。そこで、普段と異なる視点でフィードバックをもらえるよう、研究科の枠を超えて申請を検討している者同士でグループを組み、評価シートを活用したピアレビュー会を4月24日(火)と5月7日(月)の2回行いました。

 両日ともに、まずは講義を行い、特別研究員の概要、申請書を書く上で軸となる研究計画のデザインの仕方を確認し、申請書作成のレイアウトの工夫点や書き方のポイントを確認しました。5月7日の回では、申請期間締め切りの直前ということもあり、誤字・脱字や図表の使い方など見やすさ・読みやすさなど細かい点まで解説を行いました。

 その後、グループに分かれ、申請書作成のポイントをまとめた評価シートに沿って、お互いの申請書をチェックするピアレビューを行ないました。この際に、特別研究員の採択者も加わり、各申請者に対し、熱心に指導していました。最後のワークでは、採択者の申請書をグループで閲覧し、採択されたポイントは何かを話し合い、自身の申請書と比べることで、書き方のコツについて理解を深めました。