スポーツ健康科学部の学び

科目紹介

科目名 科目概要
科目名/科目概要
スポーツ健康科学原論 スポーツ健康科学を構成する概念である「スポーツ」及び「健康」の歴史的変遷から、現代社会において益々重要視されるスポーツ健康科学に求められている役割について取り上げます。
ヒト・ひと・人の倫理と哲学 「ひと」「ヒト」「人」について自らが思考します。日常、何気なく使うことば、現象や事象を問い直し、他者との対話の繰り返しから「ひと」「尊重」「尊厳」とは何かを熟考することを通し「倫理」「哲学」の意味を受講生自身が見出します。
身体の構造と働き 解剖学では身体の構造や機能について学び、生理学では生体の働きや生命現象の基本を学びます。人体の構造と機能を関連付け、健康維持・増進や競技指導の現場で役立つ知識を身につけます。
ヘルスプロモーション
(衛生学および公衆衛生学を含む)
人間を取りまく環境因子と健康の関連を探求し、病気や死因の構造、疾病リスクと予防医学、疫学の方法について学習します。
スポーツ健康科学とデータサイエンス スポーツ健康科学に関するデータを統計的、数理的に俯瞰するデータサイエンスの基礎を学びます。
スポーツ健康科学と未来 時代の要請に応じた「スポーツ健康科学と未来」について考え、それに必要な思考体系を身につけることを目的とし、DX(Digital Transformation)を手がかりに、ICT、IoTといった進化したデジタル技術や企業の戦略などを事例に取り上げながら、様々な技術革新と人とのかかわりに対する理解を深めます。
スポーツサイエンス概論 体力科学、運動学、バイオメカニクス、運動生理・生化学などのスポーツサイエンスの領域における基礎的な理論を学ぶだけでなく、スポーツを科学することの課題や意義について学習します。
バイオメカニクス論 ヒトの身体活動ならびにスポーツ活動を生体力学的に理解する力を身につけます。身体を動かすための仕組み(骨格構造と神経-筋システム)や、運動学的ならびに運動力学的な解析手法等を学びます。
スポーツ生理・生化学 様々な観点から運動によって生じる生理・生化学的な応答機序を学習します。
トレーニング科学 競技パフォーマンスの向上に資する最新のトレーニング科学(トレーニング、リカバリー、ニュートリション、コンディショニング)を、その理論的背景に基づき学習します。
パフォーマンス測定評価方法論 実験室内で機器を用いた測定だけでなくフィールドテストによる簡易的な測定方法を用いて学習・実践します。
スポーツ情報科学 情報科学のスポーツ健康科学分野における活用方法や活用事例について取り上げ、情報科学を用いたスポーツ健康科学の諸課題の解決方法や新しいアプローチの提案を考察することができるように学習します。
健康運動科学概論 疾病や傷害予防など健康運動科学の概要について包括的に学ぶとともに、当該分野における諸問題を提起し、今後の展望を主体的に検討していくきっかけとなる、健康運動科学全般の理論と実践を学習します。
健康運動栄養生理学(基礎健康科学) 健康の維持・増進を目的とした運動実施や食生活改善に伴う生体反応を学びます。
運動・栄養処方論(応用健康科学) 疾患の予防・改善における運動・栄養処方について、その科学的根拠を学修するとともに、それらを基盤とした実践的なプログラム作成方法について学修します。
健康運動評価方法論 運動負荷試験における呼気ガス、心電図、血圧の測定法、介護予防に関連する体力測定法、および身体組成測定法の理論について学びます。
スポーツ医学 スポーツに関連した傷病に関して、その病態や要因などの基礎知識について学修するとともにその対処法についての応用力を身につけます。
生活習慣病論 日本や世界における健康問題を概観し、身体活動・運動や食生活といった生活習慣との関連が深い疾患について、その疾患の発生メカニズムや病理を学修します。さらに、それら疾患発症に対して、生活習慣におけるどのリスクファクターが関与しているかについて科学的根拠を基に学修します。
スポーツ教育学概論 スポーツ教育学の基礎理論、具体的には、スポーツの教育学の基礎となるスポーツの歴史・哲学・倫理について取り上げます。
インクルーシブ体育・スポーツ論 年齢や性別を​はじめ、あらゆる違いを越え、また、さまざまな特性・障がい・疾患のある​・なしにかかわらず、すべてのひとが共に楽しむインクルーシブ体育・スポーツに関する基本的な知識を学びます。
スポーツコーチング論 コーチングに求められる基礎的な知識を確認し、競技種目の事例を用いた実践法について考え、優れた指導者になるための課題を探求します。
スポーツ栄養教育学 日常の健康の保持・増進、スポーツ活動のコンディショニングの土台となる食生活と栄養を取り上げます。
スポーツ心理学 スポーツ心理学についての基礎的な理解を目的として、必要な知識とその実践方法について学習します。
スポーツ教育実践学 スポーツ教育学領域のコンセプトである「スポーツ教育の実践から、人と社会を共に育む」に改めて着目し、実際のスポーツ教育の現場で活躍するトップランナーを招聘し、どのような実践を行い、人や社会に対して貢献しているのかについて学修します。
スポーツマネジメント概論 マネジメントの機能に焦点を当てるとともに、人と組織、社会、またスポーツとの関係をデザインするために必要な視座に対する理解を深めます。
組織心理学 国内外で解決すべき組織・チームの諸問題を取り上げ、心理学的な視点でアプローチします。
ビジネス戦略論 経営学の基礎知識を身に着け、国際化、多角化、コスト優位など、企業が企業間競争を有利に導くための経営戦略を、ケースをもとに取り上げます。
マーケティング論 多様な組織を事例に取り上げ、顧客へのアプローチの方策についてディスカッションを交えながら、基本的なマーケティングの考え方とテクニックの習得をめざします。
リサーチメソッド 社会・市場の様相を的確に理解するために必要な調査方法に関する知識、およびスキル獲得を目指します。
ソーシャルイノベーション論 過去のイノベーション事例を学び、そのうえで、社会の変化の兆候、それを捉える様々な指標、それらに基づくイノベーションの契機・機会を取り上げます。
PBL科目 PBL(Project/Problem Based Learning)は、スポーツ健康科学部で学んだ知識とスキルを実践の現場で活用する授業です。各自の関心のあるテーマを突き詰め、社会的・学術的に意義のあるプロジェクトを生み出すことを目標としています。
学校保健学 教師として身につけるべき「学校保健」の知識を習得し、児童生徒が自身の健康を考え行動する力を培うための具体的な方策を考えることを目的とします。
スポーツ指導実習 体育授業やスポーツにおける指導方法を学び実践する能力を養います。種目の特性、技能・ルールを含む基礎的な知識とそれらを踏まえた指導法を学び、さらに、種目(技能)特性を踏まえ、対象者に適した指導計画を作成し、それに基づいた指導実践能力の向上に焦点を当てます。
インクルーシブ体育・スポーツ実習 年齢や性別をはじめ、あらゆる違いを越え、また、さまざまな特性・障がい・疾患のある・なしにかかわらず、すべてのひとが共に楽しむ体育の授業、スポーツを創造し、実践することを目的とします。
エクササイズプログラミング実習Ⅰ 健康運動指導をグループで実践するにあたって、受講生自身が運動を体験するとともに、自身が見本を示し、指導者の視点に立って運動方法を伝える能力を養います。また、安全で効果的な運動効果を得るためのポイントや指導スキルについて習得します。
エクササイズプログラミング実習Ⅱ 健康運動における指導方法について、主に実習を通じて習得します。リスクマネジメント、生活習慣病に対する運動プログラム作成の実際など、健康運動指導士が習得すべきハイリスク者に対する実践的な指導技術を学びます。
※2023年度以降入学生用カリキュラム(予定)