在学生・卒業生の声

VOICE

子どもたちが生き生きと過ごせる環境づくりに力を注げる人材へと成長したい。

在学生

吉田 比萌 さん
産業社会学部 現代社会学科 子ども社会専攻 4回生 石川県立金沢泉丘高校出身

修学旅行で訪れ魅力を感じていた美しい古都・京都の大学で子どもについて学びたいと考えていたため、子ども社会専攻を志望しました。

現在は子どもの発達や心理、子どもを取り巻く社会の課題について学びながら、人間福祉専攻のゼミナールで発達障害児の支援について研究しています。発達障害は一見わかりにくく、周囲から理解されずに苦しんでいるケースが少なくありません。現在行われている支援や、何に困っているかを調べ、生きづらさを抱える全ての子どもたちが過ごしやすい環境づくりについて考えたいと思っています。

また、小学校の教員免許状取得に必要なカリキュラムも履修しています。各教科の指導法について学んでいるほか、立命館小学校での教育実習では初めて教師として子どもたちの前に立ち、その責任の大きさと授業づくりの難しさを痛感しました。印象的だったのは授業を受ける子どもたちの生き生きとした表情。「児童が自ら学びたくなる授業」を現場で体感することができ、多くの気づきと学びを得られる貴重な体験となりました。

ほかにも月に数回、福祉施設でのボランティア活動に参加しています。一緒に工作をしたり施設のイベントを運営したりする中で、子どもたちの豊かな発想力や成長に喜びを感じる一方、自分自身の声掛けや対応を反省することも多くあり、その度に一つ一つ見直すことを心がけています。直に子どもと接するからこそ見えてくる課題についてその解決方法を考えることが、自身の成長につながっていると感じています。

将来は大学での学びを活かし、子どもたちをサポートできるような仕事に就きたいと考えています。講義のみならず実践の場でも知識と経験を重ねていきたいです。

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