■ 第76回甲子園ボウル

甲子園ボウル準優勝

Second place in Koshien Bowl

12月19日甲子園球場を会場に関西中学校アメリカンフットボール選手権決勝戦が開催され、立命館宇治中学校Panthersは関西学院中学Fightersと対戦し、7-13のワンポゼッション差で敗れました。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治中学 Panthers
0
7
0
0
7
関西学院中学 BigBlue
7
6
0
0
13

試合は立命館宇治のキックで開始、関西学院中学の攻撃は次々とファーストダウンを更新し、自陣1yと奥深くまで進まれ、ここで何とか攻守交代。立命館宇治は自陣ゴールを背にしたプレーで前進することができず、パント。しかし、このパントをブロックされ、自陣ゴール内にこぼれたボールを関西学院に抑えられTD。0-7と先制点を奪われた。波に乗れない立命館宇治中学は、オフェンスが進まず、またしてもパントを蹴るが、甲子園の浜風に流され陣地を回復できず。調子づく関西学院は第2Qに2つ目のタッチダウンを得て、0-13と離される。第2Q終了間際に相手のミスをついて敵陣奥深くに乗り込んだ立命館宇治は、パスプレーでタッチダウンを得て7-13とワンポゼッション差に迫る。

後半、立命館宇治の攻撃は2人のQBを併用した巧妙なパスプレーで攻めるも、関西学院中に阻まれる。立宇治ディフェンスも相手プレーに立ちはだかり、双方得点を得られず試合が終了した。

(写真:アフロスポーツ)

この秋、他校が完封され大量得点で勝利してきた強豪の関西学院中を相手に互角に戦えた。冬の寒さと甲子園の大舞台の緊張からいくつもミスも発生したが、そのひとつひとつに心を捕われることなく、最後まで前向きにプレーできたことは、少ない3年生が大所帯の後輩をまとめたチームとしての成長の証だ。コロナ禍で多くの練習や試合の機会が無くなり、自分たちの到達点が見えなったこともあったが、目標は少なくとも捉えられた。このような素晴らしい場所で、素晴らしいチームと戦えたことに感謝し、ひとりひとりが次のステージへ進もう。

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