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校長挨拶

立命館宇治中学校・高等学校 校長

越智 規子

 今、世界は刻々と変化し、私たちは常に多くの困難に直面しています。環境問題をはじめ、貧困や紛争の問題等、これらは地球規模で解決に向けて取り組まなければならない問題です。

 私たち一人ひとりは世界とつながることで存在しています。争い合うことではなく、対話と協力という方法で、これらの問題を解決しなければなりません。多様な価値観、異なる立場の人々が、臆することなく意見を交わし、建設的に対策を模索することが求められます。そのためには、高い志を持ち、さまざまな課題に立ち向かう強い意志と、社会的・文化的な違いを尊重する心、共通の目標に向かって協働する力、公平・公正に判断する責任感を持つことが必要です。

 立命館宇治中学校・高等学校での学びは、これらの力を育て、仲間との共感の中で新たな視野を広げ、生涯続く学びへと繋がっていきます。学びが気づきを生み、気づきがあなたの視点を変え、世界の見方を変えてくれます。未来はあなたの気づきを待っています。

Your Link to the World

学んだぶんだけ、世界が近くなる。

立命館の名前の由来

「立命」というのは中国の古典「孟子」の盡心章(じんしんしょう)の一節にあります。「殀寿たがわず、身を修めて以てこれを俟つは、命を立つる所以なり」から採ったもので「人間には、若死する人もあれば、長生きする人もあるが、それは全て天命で決められていることである。だから生きている間は我が身の修養(勉強)に努めて天命を待つのが人間の本分を全うすることなのである」という考え方です。したがって、「立命館」は人間がその本分を全うするための場所を意味しています。

教育目標

立命館宇治中学校・高等学校は、立命館の建学の精神「自由と清新」と、教学理念「平和と民主主義」に基づき、卓越した言語能力に基づく知性と探究心、バランスのとれた豊かな個性、正義と倫理に貫かれた寛容の精神を身につけた未来のグローバルリーダーを育成し、世界と日本の平和的発展に貢献する。

理想とする人間像

本校は「理想とする人間像」を明確に定め、その育成をめざし教育を展開しています。「理想とする人間像」は、国際バカロレア機構が提唱する「Learner Profile (学習者像)」をふまえ、具体的な10項目の人物像として表しています。この「理想とする人間像」は生徒が達成すべき指標であると同時に、教職員はもちろん、すべての本校関係者が目指すべき共通目標として、あらゆる共通目標として、あらゆる教育活動を通じて追求しています。

立命館宇治中学校・高等学校の基本的な方向性と特徴

立命館学園の附属中学校・高等学校としての優位性を生かし、大学・大学院と連携しながら、日本における新しい教育の実現を目指しています。立命館大学、立命館アジア太平洋大学への学内進学制度を持ち、受験教育に依拠せず、大学進学後を見据えた社会人として活きる力を育成しています。立命館附属校の中でも特に国際性に特化したコースやカリキュラムを持ち、帰国生の受け入れを行い、海外大学へも多数、進学しています。また、伝統的にスポーツ・課外活動が活発で、全国大会に出場し活躍しており、特に、サッカーにおいては京セラ・京都サンガとの連携によるプロサッカー選手育成のプロジェクト(SAP)、中学生から校外の指導者と連携した才能育成プログラム(SA)など他に類を見ない特徴的な取り組みを進めています。