試合は立命館宇治の後半チョイス。立命館宇治ディフェンスチームは関西学院のオフェンスを見事に仕留め、パントキックへのプレッシャーが功を奏し、フィールド中央からのオフェンス。こうした積み重ねが試合を好転させる。パンサーズオフェンスはランを中心にファーストダウンを奪うも、関西学院の抵抗を突破できず。第2Q終了間際に、ゴール前まで進み、フィールドゴールを蹴るも枠を捉えられず。前半は0-0。それでも前半はほとんど敵陣での攻防。
後半は立命館宇治の攻撃から開始。双方ディフェンスが強く、いずれもTDに結びつかない。どちらかというと立命館宇治の攻撃が進み、関西学院の攻撃が進まない。パントを繰り返し、フィールドポジションは立命館宇治有利に傾く。ジリジリとゴール前に進み、第3Q残り4分23秒に立命館宇治はパスでタッチダウン。ようやく得点が動いた。追いかける関西学院は、トリッキーなプレーを試みるも立命館宇治ディフェンスは良く反応し、前進を阻む。立命館宇治の攻撃はランプレーが中心となり、FDを重ねる。第4Qには、フィールドゴールで3点を追加し、10-0。残り2分43秒。リターンを警戒し、立命館宇治のキックは浅め。追い縋る関学のオフェンスはパス中心とならざるを得なくなり、立命館宇治ディフェンスのプレッシャーに押しつぶされる。代わって、立命館宇治オフェンスはFD更新を成功し、関学のタイムアウトを消費させ、残り時間を費やし勝利を確定した。
この日のスタンドには、硬式野球部、チアリーダー部、クラスメイト、保護者、卒業生など500名を超える大応援団が大きな拍手で勇気を与えてくれました。
2年ぶり2度目の日本一を目指しクリスマスボウルで戦います。みなさんのさらなる応援をよろしくお願いいたします。