箕面高校に敗れる

11月10日(土)全国大会二回戦で立命館宇治は箕面 高校と対戦しました。

Team
1Q
2Q
3Q
4Q
Total
立命宇治
0
6
0
12
18
箕面
7
7
0
7
21

試合のスコアは上記の通り、残念ながら、立命館宇治の選手とスタッフの奮闘も実らず、18対21で箕面 高校に敗れました。


天気は晴れ。朝に少し雨が降り土が少し湿っておりグランドコンディションは最高。試合は箕面 のキック、自陣20ヤード立命館宇治の攻撃から始まりました。第一プレーのパスは成功。しかしその後の攻撃は箕面 高校の意気込みは物凄く、なかなかオフェンスが前進できません。しかたなくパントキックを蹴りますが、これを箕面 にブロックされてしまいます。その後、箕面が流れを掴み、前半で箕面がクォーター毎に得点を重ね14点、立命館宇治は前半にタッチダウンひとつと終了間際にゴール前まで進みましたが得点には至りませんでした。折り返しの時点で 6対14。その差8点、タッチダウン1本では勝ちには至りません。今年のチームはディフェンスの活躍により、これまで逆転しなければ敗退するという場面 には殆ど遭遇したことがありません。今年度最大の苦しい状況です。自分の力を信じ、仲間を信じることができるか、ここが流れを変えることができるかどうかのキーです。

後半、第3クォータでは、立命館宇治のオフェンスのプレーが決まり始めます。ゴール前まで進みますが、時間が過ぎて0対0。第4クォータはゴール前10ヤード程の好ポジションから始まり、すぐにタッチダウン。しかしトライフォーポイントが決まらず、得点は12対14でまだ敗けています。残り9分でもう一つタッチダウンを得なければ。オフェンスの頑張りにディフェンスが応えて、好守交替。自陣の奥深くから立命館宇治の攻撃が始まります。次第にベンチの雰囲気は高まり、「必ず取れる」「俺達のRITSを見せてやる」一年生の声も響きます。一方箕面 も敗けじと圧力を強めます。サイズのハンデを物ともせず、立命館宇治のラインは果 敢に堪えます。その後、FB山村の中央を突くプレーで大きく前進し、続いて、TB佃のランでゴールへ走り込み、逆点。得点は18対14。その差4点。スタンドの物凄い歓声。残り5分41秒。

「ディフェンス頑張れ!」掛け声がかかります。しかし、ここからの箕面の攻撃は敵ながら天晴というしかないプレーを展開します。ショートとロングとスクリーンのパスを織り交ぜ、またそれを確実にキャッチしながら前進を重ねます。グラウンドで両 チームが必死になっているのが分かります。双方で怪我による退場もあり、当たりも激しさが伺えます。試合時間残り1分ほどのところでとうとう箕面 がゴールラインを越えます。 18対21でまた逆転されてしまいました。

再び逆転を目指して、オフェンスのプレーが始まりますが、最後は及ばず。試合は18対21で箕面 高校の勝利で幕を閉じました。



応援してくださった皆さまへ

本当に沢山の声援をいただき感謝しています。今日(10日)に学校へ戻っても、沢山の人たちから「敗けるなんて信じられない」「必ず勝ってくれると信じていたのに」と言葉を頂きました。皆さまの期待に応えることができずに、本当に残念です。 今年の立命館宇治高校パンサーズは北仲キャプテンのもとチームが日本一という夢に一丸となって取り組み、春の関西大会では優勝し、その後も敗け無しでここまでやってきました。今日敗けたことで、クリスマスボウルで日本一という夢は実現できませんでしたが、当初、無謀にも思えていたその夢に大きく近づいていたことは事実です。「やればできる」。そんな自信と経験を子供たちは自ら克ちとることができました。このことはこの後の彼らの人生でとても大切な物になってくれると信じています。そして、みなさんの声援によって、選手・スタッフが頑張り、チームが頑張ることで学園が活気づく。そういう循環が生まれていたことも確かなことです。 この先、このような良い循環をさらに大きくしていき、学校に貢献できればと考えています。もちろんそのためには選手・スタッフが部活動以外の授業やクラスでも頑張り根付いていなければなりません。そんな学校を代表する理想とするクラブにパンサーズをしていきたいと考えています。この先もみなさんの大きな御声援をよろしくお願いします。

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