試合は立命館宇治のリターンで始まり、攻撃はラン・パスを織り交ぜて前進し、幸運にもパスインターフェアなどを得て、開始1分26秒でタッチダウン。7点を先制。その後、ワイルドキャット、パントフェイクスペシャル、ノーハドルなど工夫を重ねて前進するもフィールドゴールは不成功。その後、箕面自由の攻撃が凄まじくランプレーを止められずに、最後はQBキープで得点を与えてしまい7-7の振り出し。第2Qは厳しい攻防の中2つのフィールドゴールで13-7と突き放し、前半終了。
後半第3Qは両者譲らず、行きつ戻りつしながらも3Q終了間際に立命館宇治がフィールドゴールを決めて16-7と9点差。その後4Qに突入すると、ナイスパントが両チームに生まれる。最初は箕面自由のパントが立命館宇治の自陣1Yに蹴り込まれると、陣地を挽回した立命館宇治のパントが箕面自由の6Yに落ちる。箕面自由が自陣ゴールでの攻撃で立命館宇治のディフェンスが走り込んでタックル、そしてセフティ(※冒頭写真)。2点の追加点で18-7と11点差に広げる。残り時間7分半。箕面自由はパスを繋げて前進。スパイクで時間をコントロールしながらも、素晴らしいファーストダウンを得て箕面自由の応援スタンドは盛り上がる。箕面自由の続けざまのパス攻撃がなんとタッチダウン。18-13。なんと5点差。箕面自由はトライフォー2点を狙うも失敗。残り3分50秒を凌げば勝利。立命館宇治のオフェンスは3アンドアウト。残り2分。時間との戦いで箕面自由はパスでファーストダウンを2度更新。残り1分。箕面自由の投じたロングパスを立命館宇治のディフェンダーがインターセプトし息の根を止める。あとは立命館宇治がニーダウンして時間を費やしビクトリーフラワーで試合を終えた。
この快挙をメディア各紙も報じた。京都新聞/読売新聞/
クリスマスボウルは12月24日ヤンマーフィールド長居にて13時キックオフ。関東の覇者、佼成学園高等学校と対戦。12月23日に行われる全国高校駅伝と合わせて年末は立命館宇治スポーツが楽しみだ。