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【EIZO DAYS】02:新撰組の歴史を3DCGで復元したい!

2016.07.01

EIZO DAYS

2007年設立の立命館大学映像学部。
とにかくまだまだ「知る人ぞ知る」存在です。

そんな学部を知っていただくには、まず在学生を紹介するのが一番なのではないか?!私たちはそう思いました。
なぜ、映像学部を選んだのか?入学してから戸惑いや苦労はなかったのか?今映像学部でどんなことに熱中しているのか?など、学生の声を通して映像学部についてご紹介します。


新撰組の歴史を3DCGで復元したい!

【episode02】牧之瀬彩佳さん(2016年度4回生、古川ゼミ所属、大阪府出身)

私は元々イラストを描くのが好きでした。高校卒業後を考えた時、専門学校進学も考えたりしましたが、描くことしかしない、となると「感性」はどうやって磨いていくのかな、と。

  技術的なことは、社会人になって仕事で覚えていくこともできる。大学に行けば、いろんなところから、いろんな考え方をもった人たちが集まっていて、教養も学べるし、知識もつく。何よりも感性を磨いて、表現方法を身に付けていきたいと思っていた自分にとって、映像学部が一番の選択肢でした。

  入試はAO入試を受けたのですが、このきっかけが実は当時映像学部に在学していたとある先輩とSNSで知り合ったことからでした。その先輩と直接会う機会があって話をしているうちに、先輩が受けたAO入試の話になって。色々と聞いていくうちに、チャンスを広げる意味でもAO入試を受けておくのもいいかもと思うようになって、チャレンジしてみました。そしたら合格しまして。

  入学してからはできることはすべてやってやろうといろんなことに挑戦しました。実写制作もしましたし、楽しいと感じた実習系の科目はできる限り取りました。望月先生のメディア・アートの授業は本当におもしろくて、筋肉の動きで楽器を演奏するメディア・アートを見たときは衝撃でした。何もかもが新鮮で、「ああ、自分は今大学にいるんだな」って。

  イラストに興味があった私ですが、映像学部では2Dを学ぶ機会がほとんどないと知って、ひとまずそれよりも興味ある授業とか、グループワークとか、オリター活動とかそういうことを頑張りました。ただ、やはり映像学部にいる間に何か映像作品は作りたいと思っていたので、とっかかりやすそうな印象があった乙女ゲーム(ノベルゲーム)を制作しました。自主的な活動でしたが、仲間と共同制作だったので、最後まで諦めずにできました。学部の発信イベント「ジャンキャリ」でも出展して、たくさんのゲストの方々にプレイしてもらい、嬉しい感想もいただいて。インプットもアウトプットも一生懸命やりました

  そんなこんなで、現在は古川ゼミに所属して卒業研究を進めています。イラストも好きでしたが、元々寺社仏閣も好きで、歴史にも興味がありました。古川ゼミのテーマは「デジタルアーカイブ」。文化遺産だけでなく、自分で価値があると思ったものを3DCGで保存していくゼミです。グループワークは今までたくさん積極的に経験してきたので、卒業研究はチームというより、自分のために自分のテーマでじっくり取り組みたいという思いもありました。これからは大好きな新撰組の活動拠点の変遷を調べて、その中でも活動の跡がのこっていないところについて3DCGで復元していきたいと考えています。

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次回は、北原ゼミ(CG)の百武美優さん

をご紹介します。

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