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ゲスト講義実施報告 2026春 「新領域デザイン・アート学特殊講義」
- 2026年9月
- 学生生活・活動報告
2026年4月24日、株式会社博報堂 生活者発想技術研究所・所長である竹内 慶氏を研究科授業「新領域デザイン・アート学特殊講義」にてゲストとしてお迎えしました。

冒頭、授業担当者の山下より、ゲストスピーカーの紹介のあと、まず前半は、竹内氏から「アートシンキングとビジネス」というタイトルで講義をいただきました。講義では、竹内氏が所長を務める博報堂生活者発想技術研究所の取り組みついての概観、および同研究所とアルスエレクトロニカとのコラボレーション事業について説明のあと、アートシンキングによる価値創造についての総論と、特にメディアアートを素材としたアートシンキングによる価値創造の実際について、事例ともに講じられました。後半は、竹内氏によるミニワークショップとして、アルス・エレクトロニカ出展作品12点を、氏の提示するメディアの五つのアスペクトと、課題図書として指定された『メディアが人間である』(福嶋亮大著、blueprint社、2025年)に基づく四つの視点のマトリクスに配置しつつ概観し、そのアートシンキング的ポテンシャルについて氏のファシリテーションによってディスカッションを行いました。
学生は、アートシンキングについて、それが実際に企業の価値創造や自治体の価値提供にいかに作用しているかを、実例をもって深く知る契機を得ることができました。また世界的なメディア・アートの発信拠点であるアルス・エレクトロニカに実際に出展された作品を、アートシンキングによる社会的価値創造の一貫した観点から解釈する実習の機会を得ることとなりました。