2017年10月7日

パネルディスカッション

立命館大学歴史都市防災研究所 所長  大窪 健之

 立命館大学 歴史都市防災研究所は、「文化遺産防災学」の教育・研究を推進するため、2003年の「歴史都市防災研究センター」設立以降、文部科学省21世紀COEプログラム、同グローバルCOEプログラム「歴史都市を守る『文化遺産防災学』推進拠点」等の外部資金を獲得しながら、総合大学として文理の垣根を超えた活動を行ってきました。

 2013年4月には歴史都市防災研究センターを発展改組し、永続的に活動を推進するための基盤として「歴史都市防災研究所」を設立し、災害から人を守り、文化を守り、文化遺産を守るために産学官連携のもとに活動を推進してきました。

 研究所へと改組して5年目を迎え、これまでの取組みに加え、歴史都市を構成する生きた文化や変化に注目し、地球環境と共に変化し続ける未来の災害特性を把握しつつ、次世代へと継承する減災文化を創出するための研究にも取り組んでおります。

 研究所の取組みを皆様に知って頂くとともに、新たなテーマへの示唆が得られましたら幸いです。