フランス語

フランスの得意なジャンルは、たくさんあります。なかでも、料理・食文化(ユネスコ無形文化遺産)、ファッション(トレンドの発信源)、観光(30年間、観光客数世界一)、美術・音楽(文化芸術立国)、映画(フランスで誕生)そしてなによりサッカーです。フランス語を学べば、このようなジャンルに対するみなさんの興味と理解を深めることができます。フランス語は、語彙や文法に関して英語と共通点が多いので、みなさんがこれまで学んだことを生かせば、さほど学習も難しくありません。さらに、フランス語は、世界共通語だったラテン語の子孫ですから、地理的な広がりと歴史的な深みをあわせ持っており、現在でも、国連公用語6言語のひとつです。実際、フランスだけでなく、スイスやベルギー、カナダのケベック州、アフリカ諸国でも用いられていますから、フランス語を学べば、旅行が楽しくなるだけでなく、これからますます重要となるアフリカにおけるビジネスの重要な道具となります。

大学に入学後、1回生の時点でフランス語を学べば、1年後の春休みに「現地で学ぶ初修語セミナー」(国際教育センター)に応募できます。これはフランス南西部にあるトゥールーズ大学で約4週間、語学研修に参加するプログラムです。2回生以降では、1年間の交換留学制度に応募が可能です。立命館大学はパリ第7大学、リヨン第3大学、ボルドー・モンテーニュ大学など、多くの大学と交換留学の提携を結んでいます。また、自分の語学能力の到達度の目安として、年2度の仏検があり、1回生から4回生まで、多くの学生が自分のレベルに応じて挑戦しています。そのほか、TCF、DELF/DALFなどの試験を受ける学生もいます。
*動画は、自分が所属するキャンパスの動画をご覧ください。

フランス語を学ぶきっかけとして、多くの学生はフランス(語圏)の文化に触れたことを挙げています。京都市美術館やあべのハルカス美術館、神戸市博物館では定期的に展覧会が開催されていますから、足を運んでみるとよいですね。フランスといえばやっぱり映画ですから、テアトル梅田やシネ・リーブル梅田、京都シネマや出町座の上映情報もチェックしてみてください。また、アンスティチュ・フランセ関西(京都/大阪)では語学講座のほかに、定期的に映画などイベントが開催されています。そして立命館大学では、豊富な授業に加えて、ひとりでも皆と一緒でも、フランス語を学ぶ環境が整っています。フランス語暗唱コンクールや留学生との遠足などのイベントが定期的に開催されています。図書館には豊富な映像資料があります。留学情報は国際教育センターに集められています。ぜひ立命館大学に入学してともにフランス語を学んでいきましょう。教職員一同お待ちしています。

COLUMN

「1字違いで大違い!」

2017年に大統領に就任した第25代フランス大統領はマクロン(Macron)ですが、フランスの有名なお菓子はマカロン(macaron)です。ちなみに大統領夫人の実家はマカロンで有名なチョコレート屋さんだったりします。

学生の声をみる