ドイツ語

ドイツ語と聞いてみなさんはどんな国を連想しますか?サッカーのドイツ、音楽の都ウィーンのオーストリア、それとも観光大国スイス?そう、ドイツ語はドイツだけの言語ではありません。かつては中欧から東欧にかけて広く話され、多様な民族と文化とともにありました。ドイツ語を母語とする人々の共同体は今も各地に残っています。もちろんあちこち「お国なまり」はありますが、そんなことはへっちゃらです。いろいろあるのが楽しい。伝統と最先端が文化の壁を越えて出会い、活気に満ちたドイツ語圏。そんな多様な文化を学びたいならば、ドイツ語がお勧めです!

立命館大学でドイツに留学する方法はいくつかあります。ひとつは春休みにどっぷりドイツ生活を味わう「現地で学ぶ初修語セミナー」(国際教育センター)(ライプツィッヒ、4週間)。1回生から参加でき、事前の対策講座もあります。もっと腰を据えたい場合は、都会志向ならベルリン大学とケルン大学、地方でのんびり派ならチュービンゲン大学・ザールラント大学・ヴュルツブルク大学、環境先進国ドイツに関心があればフライブルク大学、経営学ならばスイスのルツェルン応用科学大学での交換留学(1年間)がおすすめです。経営学部生にはアーヘン大学やブレーメン大学で1セメスター留学のチャンスもあります。留学のための語学試験も立命館大学で受験可能。独語検定試験はすべての級、ヨーロッパ共通参照枠基準のGoethe-ZertifikatはA1、A2、B1を学内で実施しています。分からないことがあれば、コミュニケーションルーム(BBP外国語学習教室)でどんどん相談しましょう!

京都市内の東を流れる鴨川沿い、荒神橋近くにあるGoethe Institut Villa鴨川。ここには毎年ドイツのアーティストたちが滞在しています。通訳つきの芸術トークショーはもちろん、図書室には最新のドイツの新聞や雑誌、カフェ・ミュラーにはとっても美味しいドイツのケーキ。京都中のドイツ好きが集まってゲームをしたり、テーマトークをしたり、ドイツ映画を鑑賞したり。楽しいイベントが盛りだくさん!散歩がてら、ふらりと訪ねてみませんか。大阪Goethe Institutでも映画・芸術・ドイツ語学習の企画が充実しています。

COLUMN

「ビオトープ(Biotop)から環境先進国へ」

生物の生息空間「ビオトープ」(ギリシア語βίος生命とτόπος場所の造語)は、20世紀初めにドイツで生まれた概念です。自然環境の再生・保護のため、市民と政府や企業が共にビオトープを整備。いまでは食品や衣料はじめ生活全般にわたるBio産業が盛んです。

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