教育内容

カリキュラム(前期課程)

前期課程における学び

大学院での学修は、修士論文の作成が集大成となっていますが、修士論文を作成するためには、1回生からの計画的学修により専門知識の習得や理論の習得、情報収集・分析手法の獲得など総合的な学力を身につける必要があります。
本研究科のカリキュラムは、実際的なリサーチ能力と深い思考力をいっそう高めるために、基幹科目群、展開科目群、研究展開科目群を充実するとともに、研究方法に関わる科目群と研究指導科目群の履修を重視した編成となっています。
上記、学修プロセス図のように、各科目群から各自のキャリアビジョンに合わせて必要な科目を学修し、「統計学1」「研究方法論」「特別演習1、2」を含んで計30単位以上の単位取得をするとともに、修士論文執筆に必要な研究指導を受け、修士論文の審査に合格することによって、「修士(経営学)」の学位が授与されます。
また、経営学研究科では、理論(Academic)と実践(Practice)を高度に融合させた教育を指向しています。たとえ研究者を目指す方であっても、アカデミックな理論に偏ることなく、実際のビジネスの現場を知り、高度な専門力量・研究力量をつけることが求められます。
具体的には各界最前線で活躍する客員教授や講師、ゲスト・スピーカーを招聘して講義を行います。このような実務界からもたらされる新鮮な事例をもとに討論を行い、これを学問研究の先端をゆく講師陣が理論的に裏付けるというアプローチをとることにより、高度な力量や問題解決能力を身につけるとともに、研究者としての素養を磨くことができます。