西村 智朗
NISHIMURA, Tomoaki
研究指導可能な課程・言語
- japanese|
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専門分野・ディシプリン
国際法学、国際環境法
研究内容
京都議定書や生物多様性条約といった多数国間環境協定における法システムを研究しています。現在の研究テーマは持続可能な発展に関する国際法です。特に国際社会に併存する主権国家が、地球環境保護や将来世代の人権など、国際社会全体の利益を確保するための理想と現実のギャップをどう埋めようとしているかに関心を持っています。
大学院を目指す方へ
国際関係学を学ぶ上で、国際法を知ることはとても大切です。平和や人権に関する諸問題はもちろん、今日、途上国支援や文化理解についての課題解決についても、既存の国際条約を理解する作業が不可欠です。学部時代に国際法を学んでいない人も、大学院進学を機会に、是非、国際社会の制度や構造を知るためのツールとして、国際法に関心を持って下さい。
指導修士論文(過去5年)
- 海洋紛争における中国の棚上げ概念の運用に関する一考察
-性質と変容の原因を中心に- - 気候変動がもたらす懸念に対する国際法上の一考察
-沈みゆく小島嶼国の国家性に関する議論- - 経済格差と被災格差の関連性
―気候変動リスクへのアプローチ―
関連ニュース等
- 論説「生物多様性条約における遺伝資源へのアクセス及び利益配分:現状と課題」『立命館国際研究』22巻3号
- 論説「遺伝資源へのアクセスおよび利益配分に関する名古屋議定書」『立命館法学』303・304号
関連ページ
- 関連サイト
- ●学生へのメッセージ
- メールアドレス
- ntomoaki@ir.ritsumei.ac.jp