石川 幸子(特任教授)
ISHIKAWA, Sachiko
研究指導可能な課程・言語
- japanese|english|
専門分野・ディシプリン
国際開発協力論、紛争/平和研究、地域研究(東南アジア、ASEAN)
研究内容
現代の紛争/平和の問題は、開発と密接にリンクしています。開発は、暴力的紛争を解決する一助にもなれば、その逆に紛争を激化、長期化させる可能性もある両刃の剣です。この認識の下で、紛争/平和と開発の関係について理論的研究とともに、事例分析を進めています。事例分析のエリアは、主に東南アジアで、最近ではミンダナオが研究対象となっています。
研究内容の面白さ
私自身が長いこと人道支援や開発援助に関与していたこともあり、研究と実践が相乗効果をもたらす醍醐味を享受してきました。例えば、現場で実践してきたことを、一度立ち止まって理論的に整理してみる。また逆に、理論を実践に生かしてみる(生かせないという発見もありますが)。このように、現場と研究室が繋がっていると研究は俄然面白くなります。
大学院を目指す方へ
国際開発協力の諸問題を理論と事例分析によって深く学びたいという方、また、将来、国際機関、政府開発援助、NGO等の活動で開発協力に従事したいと考えている方も歓迎します。
指導修士論文(過去5年)
・DISCREPANCIES IN INFORMATION BETWEEN THE VIETNAMESE AND JAPANASE SIDES REGARDING TOKUTEI GINOU WORKERS
・The Impact of Japan’s ODA to India Under the FOIP Policy on Japan-India Relations: Take 2012 to 2020 as an Example
関連ページ
- 関連サイト
- ●国際関係学とは何か?「国際機関で働く」●学生へのメッセージ
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