ダヌシュマン・イドリス
DANISMAN, Idris
研究指導可能な課程・言語
- japanese|english|
専門分野・ディシプリン
宗教と国際関係、イスラーム思想、トルコ研究、中東地域研究、多文化共存・共生
研究内容
宗教学(特にイスラーム思想)と中東地域研究(特にトルコ)を専門にしています。これまで、地域研究やイスラーム学の手法を用いながら、トルコにおける宗教と社会生活の関わりについて研究してきました。また、宗教に基盤を置く市民社会運動のグローバル化に関心があり、宗教が如何にグローバル社会に影響を与えているかについても考えています。
研究キーワード: イスラーム、イスラーム思想、中東、トルコ、宗教と国際関係、宗教とグローバル化、欧米社会におけるムスリム移民・ディアスポラ研究
大学院を目指す方へ
経済協力開発機構(OECD)の世界経済に関する見通し(2014年に公表)によれば、今後50年間に、世界経済の中心は、その大半がイスラーム世界に属する新興国へと大きくシフトします。また、最近行われたもう一つの調査(PEW 2019年)では、新興国に暮らす人々の信仰心が現在の先進国のそれよりも高く、宗教も日常生活の重要な要素の一つと見做されている、という結果が出ています。従って、将来の国際社会では、今よりも多く、新興国からの敬虔な人々が活躍することとなります。
そのような社会に対応するために、私のゼミや講義では、宗教と社会の関わりについてのリテラシーの獲得の他、異文化理解力、コミュニケーション力や信頼関係構築力等のスキルの養成に資する学習に力を入れます。