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”温活”のすすめ

2024.12.01

【2024年12月】December

12月に入り、いよいよ冬らしくなってきました。気温が下がり、体調を崩しやすくなるこの季節に、体を冷やさないようにすることは健康を保つためにとても大切です。毎日、勉強や課外活動で忙しい皆さんが元気に冬を過ごせるように、今回はこの時期に心がけたい体を温める習慣についてお伝えします。

ポイント1: 衣服 「三首」の保温

太い動脈があり、外気にさらされやすい首、手首、足首の保温を心掛けることは、体全体の冷えを防ぐポイントです。マフラーや手袋、足首を覆う長さの靴下などを活用して、寒さから体を守りましょう。

ポイント2: 食事 温かい食物と朝食をとること

冷たい飲み物や食べ物は避け、温かいスープやお茶を摂るとよいでしょう。体の内側から温めることができます。また、一日の始まりにはきちんと朝食を摂ることで、体の熱産生が促され冷えを感じにくくすることができます。日ごろから栄養バランスを考えながら規則正しく食事をするように心がけることが大切です。

ポイント3: 運動と入浴 

寒い時期こそ、適度な運動を行い、血行を促進することが大切です。ストレッチやジョギングなど、無理のない範囲で体を動かすことを日常生活に取り入れてみましょう。また、入浴はシャワーで済ませず、できるだけ湯船につかってみてください。お湯の温度は熱すぎると体の表面しか温まりません。3840度に10分程度入浴することで体を芯から温めることができます。

ちょっとした工夫や意識づけで、今年の冬も元気に過ごしましょう!

体や心のことで不安や心配があれば、いつでも保健センターに相談に来てください。

参考

冷え | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修

体に悪影響を及ぼす「冷え性」を改善 今月の健康コラム 一般社団法人 千葉市医師会




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