コラム

  1. コラム

記事一覧

2024.07.01

2024年9月までに始めたい!HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンキャッチアップ接種

202407HPV

・キャッチアップ接種って何?

誕生日が199742日~200841日生まれ(平成9年度~平成18年度生まれ)の女性は20253月までHPVヒトパピローマウイルス)ワクチンの公費による接種が可能です。

接種は合計3回で、完了するまでに約6カ月かかるため20249月末までに接種を開始したいですね。

「がん」という響きは若い方々にはピンと来ないかもしれません。

子宮頸がんは早期に発見し手術等の治療を受ければ、多くの場合、命を落とさず治すことができる病気です。

しかし、進んだ前がん病変(異形成)や子宮頸がんの段階で見つかると、手術が必要になります。妊娠出産ができなくなってしまう手術や、放射線療法が必要な20代・30代の方が毎年1000人います。また、前がん状態の方に行われる手術は流産・早産が高まる可能性があり、年間1.3万件を超える方に施術されています。

また、グラフを見ていただくと分かるように、20歳~29歳の若い年齢の方で子宮頸がんはとても増えています。

202407_コラムHPV2

ワクチンによって予防することができる子宮頸がんについて正しく知り、ご自身やパートナーの望む将来について考えてみませんか?

20歳以上の方はワクチン接種の有無によらず子宮がん検診は受けることが勧められています。

出典:『日本産婦人科医会「思春期ってなんだろう?性ってなんだろう?2024年度改訂版」』

 

・ワクチンの効果は?

サーバリックス®およびガーダシル®は、子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の5070%を防ぎます。シルガード®9は、 HPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の8090%を防ぎます。

 

・周りの人はどうしてるの?

立命館大学の学生に行ったアンケート※1では590名中336名(約57%)が接種中、接種完了した、今後接種予定でした。また、254名(約43%)が接種するか迷っている、接種するつもりはないと回答しています。その理由としては副反応が心配、ワクチンの事がよく分からないという理由が多くありました。

 

HPVワクチン接種の方法やHPVの基本的な知識については下記リンクよりご覧ください。

~子宮頸がん等予防ワクチンについて考えてみませんか?~

https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=606134

1 子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を防ぐワクチンに関するアンケート 実施期間:202438日~329日、41日~422

 

<参考文献>

・日本産婦人科学会子宮頸がんとHPVワクチンに関する最新の知識

 https://www.jsog.or.jp/wp-content/uploads/files/jsogpolicy/HPV_Part1_3.1.pdf

・厚生労働省 HPVワクチンのキャッチアップ接種リーフレット

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000918718.pdf

・厚生労働省 医療従事者の方へ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901222.pdf

・厚生労働省 リーフレット~小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)~

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901220.pdf

・『日本産婦人科医会「思春期ってなんだろう?性ってなんだろう?2024年度改訂版」』

  https://www.jaog.or.jp/about/project/document/shisyunnki2024/

詳しく見る

2024.6.1

海外留学に行く前の注意!

【2024年度】June

今年、留学に行こうと考えているみなさん、渡航に関する情報収集はできていますか?

6月のコラムは、海外留学に行く前の注意(安全情報等)です。

 

留学に行く前の情報収集に「海外留学健康の手引き」を活用しましょう。

わからないことがあれば、保健センターを訪ねてください。

https://www.ritsumei.ac.jp/health/file/travel_guide2021.pdf

 

①渡航先の国の情報を集めましょう

②予防すべき病気についての情報を調べましょう

③どこの国・地域への留学でも、必要な予防接種があるので母子手帳で確認しましょう

④渡航先の流行している病気の最新情報を調べましょう

 

新型コロナウイルス感染症は感染症法では5類になり、法的な規制は緩和されましたが

ウイルスの脅威は消えていません。新型コロナウイルス感染症は季節性がなく、何度も流行します。

他にも世界では流行している感染症があります。海外留学に向けて、アンテナを張って情報収集に努めましょう。

全世界: インフルエンザとCOVID-19の流行状況(20245月現在)

南半球の温帯地域では、冬の到来とともにインフルエンザ(A型)の患者数が増えています(WHO influenza update 24-5-22)。COVID-19については、検出されるウイルスの種類は、オミクロン株JN.1系統のKP.1KP.2が多くなっています。日本では今後、夏の流行期に入ることが予想されます。

アジア: デング熱の流行状況(20245月現在)

東南アジアでは昨年同期を上回るデング熱の患者数が報告されていますが、ここ1ヶ月は横ばい状態です(WHO 西太平洋 24-5-16)。今後、本格的なデング熱の流行シーズンに入るため、十分な注意が必要です。

アジア: サウジアラビア渡航者の髄膜炎菌感染症が増加(20245月現在)

欧米でサウジアラビア渡航後に髄膜炎菌感染症を発病するケースが増えています(ヨーロッパCDC 24-5-17)。5月末までにフランスで4例、英国で3例、米国で5例の患者が確認され、血清型はW型が多くなっています。髄膜炎菌は飛沫感染する病原体で、大規模集会などの際に集団感染することがあります。サウジアラビアでは6月にイスラム教の大巡礼が開催されるため、これに参加する者には髄膜炎菌ワクチンの接種が要求されます。

大洋州: オーストラリアで蚊媒介感染症が増加(20245月現在)

今年、オーストラリアでは蚊に媒介される感染症が増加しています。デング熱は4月末までに676人の患者が報告されており、昨年同期の2倍の数になっています(WHO西太平洋 24-5-16)。オーストラリアはこれから冬の季節を迎えますが、北部では蚊の発生が続くため、こうした地域に滞在中は予防対策を心がけてください。


参考:東京医科大学病院 渡航者医療センター 海外感染症流行情報

https://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/tokou/topics.html


 


 



詳しく見る

2024.5.1

梅雨の体調管理 熱中症と食中毒

【2024年度】May

梅雨の時期(5月下旬~7月初旬)は高温多湿になりやすく、熱中症や食中毒に注意が必要です


1.熱中症に注意
202301コラム脳 体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇しますが、体の表面から空気中へ熱を逃がし、汗をかくことで体温を調節しています。汗が蒸発する時の気化熱(液体が蒸発して気体に変わる時に周囲から吸収する熱)が体の熱を奪い、体温を下げる働きをしています。梅雨の時期には気化熱による熱の放散が少なくなって、体内で作られた熱を外に逃がすことができなくなるため、体の中に熱がこもり熱中症に注意が必要です。

◎湿度も確認して、室温を涼しくしましょう 
 梅雨の時期は湿度の高い日が多くなりますので、気温だけでなく湿度も確認して、冷房や除湿などで室温を適切に調節することが大切です。キッチンや浴室など、湿度が高くなりやすい場所では、こまめに換気をしましょう。

◎服装で、暑さを調節しましょう
 温度・湿度が高い日は、体の中に熱がこもらないように、服装で工夫をして暑さを調節しましょう。衣服の中や体の表面に風を通すことで、暑さを和らげることができます。襟元や袖口、裾などから空気が抜けるように、適度にゆとりのある服装を選びましょう。素材は通気性の良い綿や麻、吸湿性や速乾性に優れたものを選びましょう。

◎こまめな水分補給を心掛けましょう
 湿度が高いとのども乾きにくくなっています。のどが渇く前にこまめに水分摂取をしましょう。

◎急な運動は避け、少しずつ運動量を上げていきましょう。

参考:環境省熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/

2.食中毒に注意
 カレーやシチューを多めに作ることがありませんか?これらの食肉、魚介類及び野菜類を使用した調理食品にはウエルシュ菌が繁殖しやすいのです。ウエルシュ菌は耐熱性の芽胞を形成するため、通常の加熱では死滅しません。室温で長時間保存せずに、残った食物は粗熱をとり、冷蔵庫で保管し食べる際にはしっかりと加熱をして早めに消費するようにしましょう。

202301コラムスマホ
◎食中毒予防の原則
細菌性食中毒(6月~8月に多い)
202301コラム脳 ・細菌を食べ物に「つけない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
ウイルス性食中毒(11月~3月に多い)
・ウイルスを調理場内に「持ち込まない」
・食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」
・食べ物にウイルスを「つけない」
・付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」
細菌とウイルスは手を介すことが多く、肉や魚を触り、他の食材を触る前には手を洗い、調理器具もしっかりと洗いましょう。

参考:近畿農政局https://www.maff.go.jp/kinki/syouhi/mn/foodpoisoning/curry.html
   厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html

詳しく見る

2024.4.1

学生定期健康診断の尿検査で何がわかる?

【2024年度】April

 毎年4月に定期健康診断を実施していますので、受診をしてご自身の健康管理に役立ててください。

 昨年度の健康診断から血圧測定・尿検査が加わっています。健康診断の詳細はこちらで確認してください。

2024年度4月【学生対象】定期健康診断について | ニュース|立命館保健センター | 立命館大学 (ritsumei.ac.jp)

血圧も尿検査も異常があっても自覚症状が乏しいので、定期健康診断を毎年受診して確認をしてください。

 

定期健康診断は、毎年度実施することが学校保健安全法によって定められています。

また、 定期健康診断は「立命館大学学生健康診断規程」で学生に受診が義務づけられています。

立命館大学学生健康診断規程

 

~尿検査で何がわかる?~

 尿検査は非侵襲検査なのに、様々な病気やその兆候を知ることができる検査です。

学生健診の尿検査では尿中の蛋白・潜血・糖を確認しています。正常な場合はこれらの成分は検出されません。

 

 ★尿潜血・尿蛋白が検出された場合

  腎臓の機能が低下しているか膀胱などに炎症を起こしている可能性あります。

  激しい運動をした後や生理前後、発熱時、ストレスがあるときなどは尿蛋白が出ることもあるので、

再検査を受けましょう。

 

 ★尿糖が検出された場合

  腎臓の機能低下や高血糖により糖が尿中に漏れ出てきます。糖尿病の可能性があります。

  疲労やストレスで糖が出てくることがありますので、異常が見られる際には再検査を受けましょう。

 

 ★尿潜血が検出された場合

  尿が排出されるまでの器官に異常があると、潜血が見られます。

一時的な潜血はよくあることで、一度潜血が見られたからといって疾患があるとは限りません。

確認のためにも再検査を受けましょう。

 

生理中でも検査は受けられますか?

 生理中やその前後に採尿すると、経血の混入により「潜血」と判断されてしまう可能性があります。

経血なのか病気などが由来する出血なのか判断がつかず再検査になってしまいますので、生理が終わって

3日以上経過してから検査を受けてください。

 

尿検査で異常があった場合

 後日指定日に無料で再検査(二次検査)を受ける機会がありますので、しっかりと再検査を受けましょう。


詳しく見る

2024.3.8

卒煙しましょう!たばこについて

【2023年度】March

今年ももう3月となりましたが、皆さまはいかがお過ごしょうか。

年度替わりの時期ということもあり、新しいステージヘの準備に忙しい時期かと思います。

そんな3月はたばこについてのお話です。

日本でたばこというと、紙巻きたばこや加熱式たばこが一般的ですが、たばこと呼ばれるものには現在さまざまな種類のものがあります。

202403たばこ一覧

最近街でよく目にする加熱式たばこですが、電子たばこと混同し、たばこの葉を使用していないものだと思っている方も多いのではないでしょうか。

加熱式たばこは、たばこ葉やその加工品を加熱して吸引するものです。

たばこ葉を用いた加工品を燃焼させない電子たばことは違います。

「じゃあ、たばこ葉を使用していない電子たばこを吸おう!」と思った人もいるかもしれませんが、電子タバコは発がん性物質が発生する可能性もあるとされているのです。

さらには、日本で売られている電子たばこはニコチンを含まないものが一般的ですが、諸外国ではニコチンや麻薬が含まれるものもあり、使用後に死亡したケースも報告されています。

火をつけるつけないにかかわらず、ニコチンや発がん性物質に曝露されるという点で、たばこと呼ばれるものには健康影響の懸念があります。

たばこが身体に悪いことはわかった上で喫煙をしている方が多いですが、禁煙をしようかなと、禁煙に関心を持つ方も増えてきているようです。

喫煙をされている方で、今後「禁煙をしようと考えている方」や「禁煙をどのようにすればと悩んでいる方」、「禁煙すると決めている方」などに対して、保健センターでは「禁煙」「卒煙」をサポートしています。ご興味のある方は各キャンパスの保健センターへご相談ください。

 

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco -ヘルスネット、厚生労働省

 



詳しく見る

2024.2.1

冬の運動について

【2023年度】February

暦の上では春を迎えますが、まだ寒さ厳しい日が続いています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
寒い冬はついつい家の中にこもりがちですが、運動不足になったりしていませんか?
冬の運動は、億劫に感じることもあるかと思いますが、メリットも多いものです。

まず、冬は夏より基礎代謝が高い♪
人の身体は、体温維持や心臓の働き、呼吸などの機能を維持するために、安静時でも常にエネルギーを消費し続けています。この生命を維持する必要最低限のエネルギーを基礎代謝といいます。外気温の低い冬は、体温を維持するためにより多くのエネルギーが必要となり、基礎代謝が上がります。高い基礎代謝にプラスして運動することでエネルギー消費量が多くなり、肥満の予防・改善に効果的と考えられます。
身体が温まって血行が良くなり、末端の冷えや肩こりの改善も期待できますよ。

そして、運動はメンタルヘルスに良い影響をもたらします♪
運動によりセロトニンという神経伝達物質や、「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンの分泌が盛んになります。どちらもストレスを軽減させる作用があります。セロトニンは日光を浴びると体内で合成が盛んになります。冬は日照時間が短くなることも影響し、セロトニン量が少なくなりがちです。日光を浴びて適度な運動をすることは、冬季の抑うつに効果的に働き、ポジティブに過ごせる土台になるかもしれませんね。

さらに、運動習慣がない人も長続きしやすい!?
冬は気温も湿度も低く、夏に比べて汗をかきにくいこともあり、同じ運動量でも暑い季節より楽に感じるでしょう。身体がぽかぽかと温まるのが心地よいため、運動に対する心理的ハードルが低くなり、運動の習慣化につながることが期待できます。

寒いと筋肉が収縮して硬くなりやすく、柔軟性が低下して思わぬ怪我をしやすくなります。ストレッチや体操などウォーミングアップをして筋肉を温めてから運動してくださいね。

引用
真田 樹義 「運動プログラム作成のための原理原則―安全で効果的な運動を行うために」
      e-ヘルスネット 2022-12-06

参考  
「冬の寒い時の運動の注意点」 公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット
2019-02-01


詳しく見る

2024.1.1

間食について

【2023年度】January


間食と聞くと「太る」と悪いイメージがないですか?

食事は3食を定期的な間隔で摂取することが理想ですが、
大学生になると夕食が遅くなることありませんか?

間食の取り方次第でメリットがあります。

食事で不足している栄養素を補う
気分転換になり、ストレスが軽減される
食べすぎを防ぐ

小食の人は食べられなかった栄養素を補うもの、間食を取ることで気分転換、
夕食時間が不規則な人は夕食前に間食することで、急激な血糖値上昇を抑えることが可能になります。
ただ、やみくもに食べてはダメなのです。栄養素を考え、約200kcal/日程度に抑えることが必要です。
塩分の摂りすぎには注意しましょう。

おすすめの食品
低糖質、高たんぱく食品で噛み応えのあるもの。
しっかりと噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、食欲が抑えられます。

・ビーフジャーキーやスルメ
・プロセスチーズ
・ナッツ類
・ゆで卵
・大豆バー
・糖質の少ない果物 いちご・りんご・キウイ
・無糖ヨーグルト
  20230コラムヨーグルト
20230コラムナッツ
食べる時は食べる量だけを取り分けましょう。
コンビニエンスストアでも手ごろなパッケージ販売されているものも有りますので活用してみましょう。

間食のエネルギー(カロリー) | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp) (e-ヘルスネット)

詳しく見る

2023.12.1

~メンタルヘルス~

【2023年度】December

メンタルヘルスとはこころの健康のことです。

こころの健康には個人の要因だけでなく、社会経済状況、対人関係、職場環境などといった様々な要因が影響しています。

メンタルヘルスに問題を抱える人は年々増え、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの病気は特別な人だけがかかるものではなく、誰にでもかかる可能性があります。

困ったときやつらいとき、どうしたら良いかわからないとき…そんな時に大切なことは、一人で悩まず、身近な人や周囲の人、専門家や相談機関などに相談をすることです。

大学の各キャンパスにある保健センターでは精神科の診察、学生サポートルームでは臨床心理士の資格をもったカウンセラーによるカウンセリングを行っています。

誰かに悩みを話すことは勇気のいることかもしれませんが、話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあります。どうしたら良いかわからない時はまず、身近な誰かに相談することが大切です。


厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/kokoro/kokoro_03.html

国立精神・神経医療研究センター

https://kokoro.ncnp.go.jp/


詳しく見る

2023.11.1

インフルエンザワクチンについて

【2023年度】November

日に日に秋が深まる季節となりました。
皆様体調を崩されてはいませんか?

今年は夏の終わり頃から、インフルエンザが流行しています。
また、引き続き新型コロナウイルス感染症にも注意が必要です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症です。

インフルエンザウイルスに感染してから1日~3日後に下記のような症状が出はじめることが多く、多くの場合1週間程度で回復します。
通常の風邪より全身に症状が現れやすいことも特徴です。
予防のために、石鹸でのこまめな手洗いとマスク着用をしましょう。
                       
主な症状
・突然の発熱、寒気
・咳、鼻水、のどの痛み
・頭痛
・関節や筋肉など体の痛み
・疲労感

感染予防、重症化予防にはインフルエンザワクチンが有効です。
今年度も各キャンパスでインフルエンザワクチン集団接種を予定しています。
詳細は、立命館保健センターのホームページでご確認ください。

なお、学生の皆さんは、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症に罹った場合、学校感染症罹患届の申請が必要です。立命館保健センターホームページの下記URLを確認して、申請してください。

参考文献
厚生労働省 インフルエンザ総合ページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html
国立感染症研究所 「インフルエンザとは」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu.html

詳しく見る

2023.10.04

ウォーキングについて

【2023年10月】January
202301コラム脳
日本人の歩く量は、年々減少傾向にあります。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査(令和元年)」では、日本人の1日の平均歩数は男性6793歩女性では5832歩でした。令和2年以降コロナウイルス感染症が流行し日常生活に様々な制限をうけ活動量は低下していませんでしたか?
ご自身の歩数をスマートフォンで確認して、上記の平均歩数を比較してみてください。

健康状態を良好に保つためには1日8000歩の中強度運動(速足歩行)が良いとされています。

歩くことは、いつでもどこでも気軽におこなえる一番身近な運動です。秋には気温も少し落ち着く頃です。速足歩行を取り入れ、11月に実施するウォーキングチャレンジ2023に参加してみませんか?

立命館大学では毎年11月にヘルシーキャンパス共同企画として「Walking Challenge2023」を実施しています。
本企画は全国の大学・企業が多数参加しており、昨年立命館大学では約600名の学生教職員の方に参加いただきました。今年度もより多くの方に参加いただきたいので、お友達や同僚の皆さまお誘い合わせのうえご参加ください!
同時開催の立命館所属限定イベント『立命館ウォーキング2023 ~1日8000歩 やればできる!パワー!!』にも登録・参加して下さい!!
これを機会にウォーキングを始めて、健康と豪華賞品を手に入れましょう♪

①+②両方をお申し込みくださいね!
①WalkingChallenge2023に登録 こちら
  ※チームを組んで参加をする場合は、まずリーダーとなる人が参加登録をして下さい!

②立命館ウォーキング「1日8000歩やればできる!パワー!」に登録 こちら
 対象者:立命館大学 学部生・大学院生
 景品:11月平均歩数8000歩達成の方の中から80名に生協ポイント500円分プレゼント
 ※立命館生協への加入がない場合はAmazonギフト券でプレゼントさせていただきます。

参考文献
厚生労働省 国民健康・栄養調査https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
東京都健康長寿医療センター研究所https://www.tmghig.jp/research/publication/news/pdf/rj_no265.pdf

詳しく見る

Archive