コラム

  1. コラム

2021年度記事一覧

2022.3.1

花粉症の予防・改善方法 ~食事編~

【2022年3月】March

花粉症の症状がひどい場合、思考力・集中力の低下・睡眠の質低下・
気分が落ち込むなどの現象を引き起こし、日常生活に支障をきたす場合があります。

また、鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの症状は
新型コロナウイルスの症状と似ていて判別が難しいことに加え、
くしゃみ等の症状がある人が新型コロナウイルスを発症した場合、
周囲にウイルスを飛散させるリスクも高くなります。
花粉症の人は積極的に「発症予防・治療」を行いましょう。

 ~わるい油に注意!~

揚げ物・スナック菓子・インスタントラーメンなどの、
高温で加熱調理され、時間経過し酸化した油脂の摂取頻度が多いと、
体内の炎症反応・アレルギー反応が起こりやすいと言われています。
出来るだけ、「生・蒸す・煮る・焼く」などの調理方法の食品を選ぶようにしましょう。

 ~よい油「オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)」って?~

青魚などに含まれる「オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)」は、
体内の炎症反応を抑制し、花粉症などのアレルギー症状の緩和に有効であると言われています。
できるだけ青魚を食べるよう意識してみましょう。

青魚 :  さば・あじ・いわし・さんま・ぶり・はまち・鮭 など
※刺身・焼き魚・干物・煮魚・缶詰め・じゃこ天・海鮮巻き寿司 、
回転寿司・焼き魚定食 など
加工品や外食も選択肢に加えると、毎日の魚摂取が容易になります。
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参考文献 : 『的確な花粉症の治療のために 第2版』
あなたは花粉症? かんたん診断(p.6) 
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000077514.pdf
参考 : 『オメガ3脂肪酸のアレルギー性結膜炎への改善効果 (順天堂大学大学院医学研究科)』
https://med.juntendo.ac.jp/news/20181105-04.html
参考 :  『エイコサペンタエン・ドコサヘキサエン酸の抗アレルギー作用について』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jln1992/15/1/15_1_69/_pdf/-char/ja

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2022.2.1

海外の感染症最新情報

【2022年2月】February


2月のコラムは「海外の感染症最新情報」です。
海外では新型コロナウイルス以外の感染症も流行しています。
今後海外留学するときのためにアンテナを張って情報収集に努めましょう。

海外感染症流行情報 2022年1月報告分
◇季節性インフルエンザの流行状況
北半球の温帯地域ではインフルエンザの患者数が昨シーズンに比べて増加傾向にあります(WHO Influenza 2022-1-10)。

◇中国で鳥インフルエンザ患者の発生続く
中国では2021年にH5N6型の鳥インフルエンザ患者が多発しており、年間の患者数が36人になりました(香港衛生局CHP 2022-1-13)。

◇英国で髄膜炎菌感染症が増加
英国では2021年9月からB群髄膜炎菌感染症の流行が現地の大学などでみられています。

◇英国で鳥インフルエンザの感染者が発生
英国南西部で70歳男性が鳥インフルエンザH5N1型に感染したことが明らかになりました(WHO disease outbreak news 2022-1-14, ヨーロッパCDC 2022-1-14)。

◇米国アリゾナ州で西ナイル熱患者が増加
米国のアリゾナ州で2021年に西ナイル熱の患者が1567人発生し、うち110人が死亡しました(Outbreak News Today 2022-1-5)。


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2022.1.1

明けましておめでとうございます!「スマホの使用と運動」

【2022年1月】January

新年明けましておめでとうございます。
年末年始はどのように過ごされましたか? 

2022年最初のコラムは「スマホの使用と運動について」です。
みなさんは1日にどれくらいスマホを使用していますか?

マイナビの調査によると、大学生のスマホの1日の利用時間の平均は約3時間45分で、前年に比べ約30分増加しています。(※1)
1日3時間45分とすると、1週間のうち約1日をスマホに費やしていることになります。
使用時間を把握したい方にお勧めなのが、「スクリーンタイム」など、スマートフォンの機能やアプリです。
一日どれくらいの時間をスマホに費やしているか把握でき、 先週との比較なども見ることができます。
まずは一度チェックしてみてください。

スマホの長時間利用は、記憶力と集中力を低下させるとの調査結果があります。
一方、運動は頭の回転をよくし、記憶力や集中力をアップさせる働きがあるといわれています。
散歩、ヨガ、ランニング、筋トレどれも効果があるそうです!
週に2時間程度が理想ですが、難しい…という方は、1日6分間程度の体操から始めてみませんか。
課題に取りかかる前に、試験の前に、スクリーンから目を離して、少し運動をしてみるのはいかがでしょうか。

ラジオ体操やアクティブ5を2回行うとちょうど6分になりますよ!

 20220101コラムスマホ

(※1)マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査 <withコロナ編>~学生生活はwithコロナでどう変わったか ~

 参考:アンデシュ・ハンセン 「スマホ脳」 新潮社


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2021.12.1

留学 ~ワクチン接種証明書~

【2021年12月】December

新型コロナウイルス感染症は世界を大きく揺がし、自由に海外留学ができない日々が続いています。
新型コロナワクチンの接種も広がり、留学の計画をしている人も多いのではないでしょうか。
コロナ前とは違い、これからの留学には渡航先によってコロナワクチン接種証明書が必要です。現地での飲食店や施設利用、出入国時の待機期間の措置に大きく関わってきます。
申請は住民票のある市町村の窓口になりますが、基本的には下記の書類が必要です。
(1)申請書(各市町村で準備)
(2)海外渡航時に有効なパスポート
(3)接種券のうち「予診のみ」部分
(4)接種済証又は接種記録書
詳細は下記、厚労省のホームページを参照してください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html


海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧(11/19現在)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html


また、留学にはコロナワクチンだけでなく、麻しんや風しんなどのワクチン接種も大切です。予防接種でしか予防できない病気や予防接種で有効に予防できる病気があります。自分の接種歴は母子健康手帳で確認しましょう。
詳しい情報は「海外留学の手引き」に掲載しています。是非クリックして見てください。
https://www.ritsumei.ac.jp/health/file/travel_guide2021.pdf


20211201コラム留学


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2021.11.1

毎日すっきり目覚めていますか?

【2021年11月】November

毎日すっきり目覚めていますか?

どんなに眠っても疲れが取れない、寝つきが悪い、眠りが浅く何度も目が覚めてしまう・・・こんなことでお困りではありませんか?睡眠は生活リズムと深い関係があり、規則正しい生活と良い習慣を身につけることが良い睡眠につながります。日常生活の中でのちょっとした注意と心がけでより良い睡眠をとりましょう!
一方、厚生労働省の健康情報サイトe-ヘルスネット「睡眠と健康」では以下の様に記載されています。「睡眠時間には個人差があります。『◯◯時間眠りたい!』と目標を立てないでください。どうしても眠気がないときは思い切って寝床から出てください。寝床にいる時間が長すぎると熟眠感が減ります。日中に眠気があるときは午後3時前までに30分以内の昼寝をとると効果的です。」1)
睡眠時間の長さばかりにこだわることはありません。昼間の生活に支障がなければ、必要な睡眠はとれていると考えて良いのです。
ここでは良い睡眠をとるためのポイントを紹介します!
20211101コラム睡眠
できることから心がけていきましょう!
睡眠が原因で日常生活に支障を感じているなど、困りごとがあれば、保健センターにご相談ください!


引用・参考資料:1)休養・こころの健康、厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart(2021年10月21日)

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2021.10.4

運動の秋はいかがですか?

【2021年10月】October

運動の秋はいかがですか?

夏も終わり過ごしやすい季節になってきました。
「読書の秋」「食欲の秋」も良いですが、今年は「運動の秋」なんていかがでしょうか?
身体活動量を増やすためには、毎日の運動が欠かせません。
運動といっても、通学や買物で歩いたり、エレベーターではなく階段を使ったりと、身体を動かすことを日常生活に取り入れることが必要です。特別な場所も道具も必要なく、誰でも手軽に始められることとしてウォーキングをはじめてみませんか。

・脂肪を燃焼させるダイエット効果 
・生活習慣病などの病気の予防・改善効果 
・ストレスを発散する効果 

ウォーキングは様々な健康増進効果が認められています。 
20~64歳までの【男性9,000歩、女性8,500歩】が目標値として掲げられています。(出典:健康日本21)
まずはお手持ちのスマートフォンで普段の自分の歩数を確認してみましょう。
重要なことは、自身の体調に合わせて無理なく正しい運動を行うことです。 

立命館大学では、ヘルシーキャンパス企画で11月1日~30日までの期間にウォーキングチャレンジを開催します。ご興味のある方はヘルシーキャンパスHPからご確認ください。

~こぼれ話~ 

「老化」についての研究者A・リーフによると、100歳を超える高齢者が多い地域は、標高1000m以上の山岳地帯だといいます。こうした地域では、暮らしの中で毎日山道を歩いており、高齢者たちも当然のように、急斜面を軽々と上り下りしているそう。やはり長寿の秘訣として「歩く」ことは重要な要因のようです。 (引用:大正製薬HP)

20211001コラムウォーキング

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2021.09.01

いざという時、「AED」正しく使えますか?

【2021年9月】September

自動体外式除細動器(AED)について

本学では、キャンパスのどこで急患が発生しても、4分以内にAEDを持ってこられるように、キャンパスの随所にAEDを配置しています。
また、スポーツ活動中に不整脈を起こす危険が高いことから、原谷や柊野などのグランドにも配置しています。

※AEDの学内設置場所を保健センターウエブサイトのトップページの下欄に掲載していますのでご覧ください。《キャンパスAED設置MAP》

AEDの性能についての理解が深まっていないことや、卒倒などの場面に遭遇すると、落ち着いて使いこなせない実態があります。正しい使い方はこの動画を参照してください。


~こぼれ話~ 

海外から見ると、日本は治安が安定していて街中のAEDの設置は賞賛されています。街中のAEDの設置場所として、「AED搭載・自動販売機」があります。日本人らしい素晴らしいアイデアですね。街中でも、いざという時AEDが正しく使えるといいですね。

20210901コラムAED画像

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2021.07.01

1日のスタートは朝ご飯から!!

【2021年度】July

皆さん、朝ご飯を食べていますか?

実は、立命館大学の学生さんで毎日朝ご飯を食べている方は半数程度です!!

また回生が上がるにつれてその数は減っています!※2020年立命館保健センターWEB問診結果より

朝ご飯を食べるより、ギリギリまで寝ていたい・・・そんな方も多いのではないでしょうか。

朝ご飯を食べるとこんなにいいことがあります!!

*朝から体温があがる!

*脳のエネルギー源になる!⇒頭がすっきりとして活動できる。

*排便がスムーズになる。

他にも、規則正しい食生活は将来メタボリックシンドロームや骨粗しょう症になるリスクを軽減します。

将来の自分のために、今できる事から始めてみませんか?

まずは何か口にすることから始めて、リズムが取れるようになってきたらパンやご飯にそのまま食べられるものミニトマトや納豆を追加したり、前日の夜ご飯の残りを合わせる等工夫してみましょう。これからの季節は食中毒の危険性が高まりますので、夜ご飯の残り物は冷蔵庫に入れておき、温めなおして食べてくださいね!

朝食のすすめ

『ダイエットには朝ご飯が欠かせない?』

立命館大学 スポーツ健康科学部藤田教授の研究も要チェック!!

https://www.ritsumei.ac.jp/tanq/392850/


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2021.06.01

熱中症に注意しましょう!

【2021年度】June

今年の梅⾬⼊りは早かったですね。蒸し暑い⽇も増えてきています。

体がまだ暑さになれていないこの時期、気温はそれほど⾼くなくても湿度が⾼いと汗が蒸発しにくくなり、熱中症になる危険性が⾼くなります。

気温が25℃以下でも湿度が80%以上になる時は要注意です。

特に梅⾬明け直後は気温が急に上がりだしますので、⽇頃から規則正しい⽣活で体⼒をつけ⽔分・塩分補給で熱中症予防につとめましょう。

体の不調が続く場合は、保健センターにご相談下さい。

熱中症について詳しくお知りになりたい方は 以下をご覧ください。

  熱中症予防  音声付動画(視聴時間約20分)学内の方は視聴後アンケートにもご協力ください!

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2021.05.01

生活リズムを整えて、おうち時間を過ごしましょう!

【2021年度】May

生活リズムを整えるために、5/10から始まるヘルシーキャンパス企画「早起きしか勝たん!!」に参加してみてはどうですか?
https://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/hoken/hcr/fig/20210412hayaokisikakatan.jpg

新しい環境の中、オンライン授業となり、生活リズムがつかみにくくなっていませんか。
*朝は決まった時間に起き、太陽の光を浴びましょう。
*朝食を食べ、体をしっかり起こしましょう。
*こまめに体を動かしましょう。

体の不調が続く場合は、保健センターにご相談下さい。

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