コラム
2022年度記事一覧
2023.3.1
何かと忙しい年度末ですが、いかがお過ごしですか?
【2023年3月】March
何かと忙しい年度末ですが、いかがお過ごしですか?
5月8日からCOVID19の感染症法上の位置づけが5類へ変更されること等に関わって、いよいよ With コロナが日常となっていきます。
大学での授業配慮の申請についても、現在変更を検討されているようです。
様々な情報があふれていますが、情報元を確認して不確かな情報に惑わされないようご注意ください。
2023年度の学生健康診断は検査項目が昨年度より増えていますので、事前に注意事項をよく確認してください。
2023年度4月【学生対象】定期健康診断について | ニュース|立命館保健センター | 立命館大学 (ritsumei.ac.jp)
ご質問や健康に関する相談は、各キャンパスの保健センターにご連絡ください。
2023.2.1
乳がん予防新習慣『ブレスト・アウェアネス』のすすめ
30歳代後半から増え始め、40~60歳代にピークを迎えます。
乳がんの約半数はセルフチェックや入浴中に、たまたま気づくなど患者さん自身で発見されていますが、 この場合、しこりが2cm以上になってはじめて気づくことが多いようです。
乳がんは、早期発見・早期治療ができれば9割が治るといわれているため、早期発見のための予防行動が 大切です。そこで近年、推奨されているのが「ブレスト・アウェアネス」です。
乳房を見て、触って、感じるという気軽な気持ちで、乳房の変化を意識するための行動を、習慣づけることです。毎日のように繰り返し、例えば、入浴時などに、ご自分をいたわる気持ちで乳房を見てあげてはいかがでしょうか?
ご自身のため、家族のためにも職場での集団検診や、かかりつけ医での個別検診は、乳がんの早期発見に有効です。最近では、個別で乳がん検診を受診する場合、医療機関によっては、痛みが少なく、乳房を見られずに検査を受けられるMRIやリングエコー、乳房専用PET等の新しい検査方法もあるようです(設備の有無、費用等につきましては直接医療機関にお尋ねください。)また、乳がんの約5%は遺伝性乳がんと言われています。特定の遺伝子に変異を持つ人は、乳がんを発症しやすいことが分かっています。遺伝子に変異があるかどうかは、血液検査でわかります。
家族に乳がんや卵巣がんの経験がある人がいる場合は、まずは専門の知識を持った医師やカウンセラーのいる医療機関で「遺伝カウンセリング」を受け、検査を受けるメリットとデメリットを知った上で検査を受けるかどうか決定することが勧められています。
検査や受診に不安がある方、相談がある方は一度、立命館保健センターを利用してみてください。
2019乳がん検診の適切な情報提供に関する研究“ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)のすすめ” https://brestcs.org/information/self/
Pink Ribbon Festival ピンクリボンフェスティバル “乳がんと検診” https://pinkribbonfestival.jp/cancer/1
〈参考文献〉
きょうの健康 2022.10,P28-29
2023.1.6
ゲーム依存ついて
【2023年1月】January
新年明けましておめでとうございます。
年末年始はどのように過ごされましたか?2023年最初のコラムは「ゲーム依存ついて」です。
2022年1月世界保健機構(WHO)が正式にゲーム症/ゲーム障害いわゆるゲーム依存について嗜癖行動による障害として国際疾患分類(ICD-11)をして掲載をしました。
依存とは
1.ゲームをする時間や頻度などのコントロールができない
2.日常生活や他の関心事よりゲームを優先する
3.ゲームによって人間関係や健康などに問題が起きていてもゲームを続ける
4.学業や仕事、家事などの日常生活に著しい障害がある
上記のような症状が12カ月以上続けばゲーム障害と診断される可能性があります。(症状が重い場合は12カ月未満でも診断されることがあります。)
□ゲームする時間がかなり長くなった
□夜中までゲームを続ける
□朝おきられない
□絶えずゲームのことを気にしている
□ゲームのことを注意すると激しく怒る
□使用時間や内容などについて嘘をつく
□ゲームへの課金が多い
スマートフォンのゲームは手軽なので、通学時間やおうち時間でプレーしていませんか?課金はお小遣いを越えていませんか?まずは日常生活を少し見直してみましょう。
・厚生労働省「ゲーム依存症対策関係者連絡会議(令和2年2月6日)」資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai_141301_00001.html
・NHK「やめられない怖い依存症!脳に異常が起きるゲーム障害の症状、治療法」(2019/10/17) https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_883.html
2022.12.1
日照時間とセロトニン
【2022年12月】December
冬になると、なんだか少し気分が落ち込むなぁと感じることはありませんか?
実際冬になると、軽い疲労感や睡眠時間の増加、体重の増加というような体調の変化がみられることがあります。 そしてこれは冬場の日照時間が短くなることが原因の一つです。 日照時間が短くなり、太陽の光に当たる時間が少なくなると、脳内の神経伝達物質の一つであるセロトニンの分泌が減るためだと考えられています。
セロトニンは脳の興奮を鎮めて精神を安定させる作用があり、幸福感を高めるのに役立つことから、『幸せホルモン』とも呼ばれることがあります。
このセロトニンの分泌を増やすためにも、朝起きたらカーテンを開け日の光を浴びて朝ごはんをしっかりと食べる、晴れた日は外でウォーキングをするなど、昼夜のリズムをしっかりつけて気持ちをリフレッシュしてはいかがでしょうか?
こころの健康ガイド 季節性感情障害の部分を参考
Seasonal Affective Disorder (SAD) in Japanese | Royal College of Psychiatrists (rcpsych.ac.uk)
セロトニン 厚生労働省 eヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-074.html
2022.11.1
インフルエンザワクチンについて
2022.10.17
Walkingで健康、美容、ストレス軽減!
厚生労働省の「国民健康・栄養調査(平成28年)」では、日本人の1日あたりの平均歩数は、成人男性が「6984歩」、成人女性が「6029歩」となっています。
今から15年前の平成15年には男性が7503歩、女性が6762歩だったので、実に500歩以上も減っています。
身体活動量が多い人や運動をよく取り入れている人は、生活習慣病の罹患率が低いこと、また身体活動や運動がメンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。
まずは1日あたり「プラス10分」のウォーキングを意識してみましょう。
例えば、スーパーまで歩く、観光しながら散歩する、いつもと違うコースで出勤・通学してみるなどから始めてみませんか?
立命館大学ではヘルシーキャンパス企画で11月1日~30日までウォーキングイベント『WalkingChallenge2022』を開催します。 同時開催の立命館所属限定イベント『Walkingしか勝たん!』にも登録・参加してください!
これを機会にウォーキングを始めて、健康と豪華賞品を手に入れましょう♪
・https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html
・スポーツ庁 Web広報マガジン|プラス「10」分のウォーキングから始めるストレス対策 (sports.go.jp)
・https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu/pdf/03-d-27.pdf
2022.9.1
知っていますか? 命をつなぐ「 B L S 」
2022.8.1
夏バテを防ぎ、元気に暑さを乗り切る!
夏バテは、夏の暑さによる自律神経系の乱れであらわれる、さまざまな症状をいいます。
夏バテの原因と対策は?
夏バテの原因には、自律神経の乱れや睡眠不足、水分不足・栄養不足などが挙げられます。
対策:こまめな水分補給
のどが渇いたと感じる以前から、体は渇き始めているときがあります。
水分摂取するときは、約1時間にコップ1〜2杯を目安にしましょう。
対策:バランスの良い食事を心がける
胃にやさしい食べ物をバランスよく摂りましょう。
冷たい飲み物や食事は、胃腸に負担がかかり栄養が吸収されにくくなるので、冷たいものの飲みすぎ食べ過ぎに注意です。
③夜更かしなどによる睡眠不足
対策:十分な睡眠をとる
眠っているときの体温の調節は、日中とは異なり服装の調節など意識的な体温調節が行えないため、自律神経による調節のみに頼らざるを得ません。
質の良い睡眠を取るために、寝室の温度や湿度にも気をつけましょう。
環境を調整することで、夏の寝苦しさを取り除き、質の良い睡眠をとりましょう。
2022.7.4
痩せている学生が増えています
BMIはご存じですか?BMIはBody Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略称で「体格指数」などと呼ばれることもあります。太りすぎややせすぎは病気にかかるリスクが高まると言われています。
計算式は以下のとおりです。身長はcmでなくmで計算します。
[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
定期健康診断を受診した学生の統計を紹介します。2022年度はまだ集計出来ていませんが、2021年から男女共に「やせ」の学生が増加しています。コロナ禍での活動制限により食事量の変化や筋肉量の減少により体重も減少しているのではないかとも考えられています。
現在の身長・体重でぜひ自身のBMIを計算してみてください。BMIが低く体調がすぐれない等が有ればご相談ください。
もしくは2022年学生定期健康診断を7月1日までに受診している場合は、manaba+Rで健診結果を個人通知していますので身長・体重を参考にしてください。
定期健康診断を受診していない場合は、保健センターホームページ新着情報5月18日付 【2022年度 学生定期健康診断を受診できていない学生の方へ】を参照してください。
2022.6.1
熱中症を予防しましょう!