独自の視点で国際課題に切り込む同級生たちとのディスカッション。国内外から集う多様な学生と1回生時から深く意見を交わせる環境は想像より何倍も刺激的でした。
大間知 晏歌 さん
グローバル・スタディーズ専攻 2回生
グローバル・スタディーズ専攻2回生の大間知さんに、入学してみての感想や受講した授業の様子など、国際関係学部での学生生活や将来の目標についてお話を伺いました。
国際関係学部を志望した理由を教えてください。
大間知私がグローバル・スタディーズ専攻を志望した一番の理由は、日本の伝統文化が数多く存在する京都にいながら、グローバルな環境で学べる点に魅力を感じたためです。高校時代に経験したカナダでの留学やカンボジアでの研修を経て、大学進学後も国際関係について学び、将来は広い視野を持って国際的に活躍できる人材になりたいと考えるようになりました。
特にグローバル・スタディーズ専攻では、半数以上が海外からの学生ということで、多様なバックグラウンドを持つ学生と交流することができるという点に惹かれました。また、高校在学時に培った英語力を維持・向上させたいと考えていたので、授業を全て英語で受けられるグローバル・スタディーズ専攻を志望しました。
環境面だけでなく、学部で学ぶ内容にも強い関心を抱きました。高校在学時に模擬国連(MUN)を何度か経験したことがあったため、国際関係学部の2回生が全員参加する科目Global Simulation Gaming (GSG)に入学前から興味がありました。また、教授も世界中から多様なバックグラウンドを持った先生が集まっている等、他の学部学科では経験できないことがたくさんある学部だと感じ、この学部に入学することを決めました。

入学してみて国際関係学部のイメージはどう変わりましたか。
大間知入学前に想像していたより何倍も刺激的で、新しい発見に満ちた毎日を過ごすことができています。
入学前は海外から集まった留学生と交流し、共に学べる場というイメージを強く持っていました。実際に学び始めてみると、留学生との交流はもちろん、日本人の学生もほとんどが海外での経験を有しているなど、非常に多様なバックグラウンドを持っていることに驚きました。日々彼らと接する中で、自分の考えの幅を広げ、他人の価値観について理解を深めるだけでなく、自分自身についても考える貴重な機会となっています。
カリキュラム面でも新たな発見がありました。国際関係学部では「クロス履修制度」があるため、英語基準のグローバル・スタディーズ専攻に在籍しながら、日本語で開講される国際関係学専攻の講義も自由に受講することができるので、英語と日本語、両方の言語で多角的な視点から国際関係についての学びを深められています。
グローバル・スタディーズ専攻の1回生が全員受講する授業「Introductory Seminar」はいかがでしたか?
大間知気候変動や経済危機、テロリズム、サイバーセキュリティといった国際社会の重要課題など、国際関係に関する重要な問題やテーマについて学ぶことができました。各分野の重要テーマを広く網羅して学ぶことができたので、その後の専門的な科目を履修する際の理解度が格段に上がりました。
講義中のディスカッションを通じて、多様なバックグラウンドを持つクラスメイトや教授たちと意見を交わす中で、育ってきた環境によって同じ問題に対してでも意見や視点は大きく変わるということに気づきました。そして、国際問題に対するアプローチにおいては、どちらが絶対的に正しいということを決めることはきわめて難しい、もしくはできないということも学びました。
この経験を通じ、意見が食い違った際にも、自分の意見を押し通すのではなく、相手の主張にはどんな背景があるのか、なぜその思考に至ったのかということを理解しリスペクトする姿勢が大切だと考えるようになりました。
授業の中で特に印象に残っているのは、ペアになってプレゼンを評価し合うワークをしたことです。学生一人ひとりが関心のある国際問題についてリサーチし、参考文献をもとに発表を行いました。
それぞれが独自の視点で国際社会の課題について切り込んでいて、自分の視野が広がるのを感じましたし、国内外の多様な学生たちと1回生時から深く意見を交わせたことは、本当に貴重な経験だったと感じています。
この授業の魅力、お勧めのポイントを教えてください。
大間知「Introductory Seminar」は、1年間、同じ教授・クラスメイトと少人数で学び、ともに成長できる唯一無二の授業です。普段の生活ではあまり接点がないような仲間とも、ワークやディスカッションを通じて自然と打ち解け合うことができます。ここで出会った友人とは、2回生になった今でもプライベートや他の授業で深く交流が続いています。
また、他の授業と比べ少人数で、一人ひとりの意見がより取り入れられるため、「大人数の前で発言するのは緊張する」、「自分の意見に自信がない」といった学生でも、自分の意見を表現することができ、自信に繋げることができます。
2学期目からはリサーチペーパーを書く上での重要なポイントやスキルについて学びます。国際関係学部の授業では多くの授業でレポート課題が出されるため、他のあらゆる授業にダイレクトに活かせる知識とリサーチやライティングの実践的なスキルを身につけることができることも、この授業の大きな魅力の一つです。適切なリサーチクエスチョンの立て方や、論理の深め方を徹底的に学ぶことができます。
授業以外の学生生活で力を入れていることを教えてください。
大間知長期休暇中にNPOが主催する、全国の高校が実施する研修旅行に帯同して国内外(例:ベトナム、インドネシア、沖縄など)に出向き、現地で社会事業に関わる方々へ事業をよくするためのマーケティングを行うプロジェクトに参加しています。東南アジアなどの発展途上国に実際に出向いて現地の様子を観察し、社会事業に関わる人々と接する中で、自分が今まで見えてこなかった世界の課題への解像度が上がりました。
プロジェクトには日本全国から大学生が集まり、共に取り組むので、視座を高く持っていたり、熱意を持って何かに取り組んでいる学生たちと交流することで刺激を受け、自分自身も向上心を持ち続けるきっかけになっています。

将来の目標や目指す進路を聞かせてください。
大間知国際機関やグローバル企業において、教育を軸に世界中の子どもたちが可能性を広げられる社会の実現を目指しています。課外活動やこれまでの経験を通じて、東南アジアや日本の地方の現状を実際に目の当たりにしたと同時に、メンターとして高校生たちと関わった経験から、教育は人々にとっての可能性を広げる重要な要素だと考えています。
国際関係学部で培っている国際関係の専門知識と語学力を活かし、すべての子どもたちが質の高い教育を受け続けられる仕組みづくりに貢献したいと考えています。世界と日本をつなぐ架け橋となりながら、グローバルな規模で人々を支える仕事に就くことが私の目標です。
目標を実現するために、大学の講義や自主学習を通じて、専門的な知識を身につける努力をしています。Introduction to United NationsやGlobal Simulation Gamingなど、授業を通じて理論的に国連について学び、それを実践できる授業が国際関係学部にあるので、将来を見据えて授業に取り組んでいます。
次に、国際社会で通用する語学力を身につけるために、英語学習にも取り組んでいます。留学生と積極的に交流し、実践的な英語を身につけるだけでなく、参考書などを活用しながら資格取得に励んでいます。
今年の夏は学部の海外研修プログラム「バンコク国際機関研修」に参加し、タイにある国連機関や大学を訪れ、自分の将来のキャリアについて具体的に考えていく予定です。
国際関係学部を志望する受験生に対して応援のメッセージをお願いします。
大間知国際関係学は想像しているより何倍も刺激的で、他の大学・学部ではできない体験ができます。国際関係についての知識を身につけられるだけでなく、多様な仲間との学び合いから自分自身を再認識したり、他者に対しての理解やリスペクトを深める貴重な経験ができます。
受験勉強は大変なことも多いと思いますが、その努力の先には、視野を大きく広げ、新しい価値観に出会える学生生活が待っています。自分を信じて最後まで頑張ってください!

2026年7月更新
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