実世界情報コース

生活に溶け込む情報技術によって豊かで夢のある未来社会を創造する

バーチャルリアリティ、ロボット、IoT、ヒューマンインタフェースなどの先端技術を学びます。

情報機器やセンサ機器、情報通信技術の高度化により、社会インフラ、日常生活などの広範にわたり情報化が進展しています。このような実世界の高度情報化技術を開発するため、情報機器の利用空間を拡大するユビキタスコンピューティング技術、情報化による機械システムの知能化を実現するロボティクス、メカトロニクス技術、人と人および、人とモノとの界面となるヒューマンインタフェース技術に関する教育研究を行います。

学べること01コンピュータと人を結ぶ技術

人に優しい情報システムを実現するためには、人の知覚、認知、運動特性を考慮したデザインが必要です。実世界情報コースでは、これらを実践的に学びます。

ヒューマンインターフェース
使いやすく、誤りを起こしにくい機器操作のデザインを行うための基本的な手法と、ユーザの特性を学びます。
実世界情報実験2
3次元CGの作成と、スマートフォンやタブレット端末向けのプログラミングを学びます。

学べること02コンピュータとモノを結ぶ技術

情報とモノを結ぶ技術の開発には、情報に加えて電気電子や機械に関する知識が必要です。実世界情報コースではこれらの講義とともに、実際にモノを動かす実験演習を行います。

ロボティクス
ロボットの機構とアクチュエータの制御手法を学びます。
センシング工学
センサにより環境を計測する方法を学びます。
実世界情報演習2
マイクロプロセッサーを用いた機器制御を学びます。センサ、アクチュエータ、LEDなどの電子部品で実世界と情報のやりとりを行う方法を習得します。

学べること03自ら問題を発見し技術によって解決する能力

情報技術に関する専門的知識を実際に社会に役立てる能力の育成を目指して、実世界情報コースではPBL(Problem-Based Learning)を多くの授業で採用しています。

実世界情報演習1
与えられた社会問題の本質を調査によって明らかにし、技術によって解決する手段を考案する調査研究をグループで行います。
実世界情報演習3
情報社会の未来像を予測し、社会に役立つソフトウエアやウエブコンテンツを作成することを通して、新しい社会を創造する技術者としての役割を学びます。