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谷 徹也 先生(文学部)

2026.3.13


『天下泰平』
横田 冬彦 著 講談社学術文庫、2009年

文学部の学問の基幹といえば、書物が挙げられよう。では、日本において書物が広く読まれるようになった時代、すなわち、多くの読者が誕生した時代はといえば、江戸時代である。そんな〈読者の時代〉の幕開けを、〈軍事力によって守られた平和〉のもとでの民衆の〈知〉の成熟として活き活きと描いた本書は、政治史と文化史・社会史を織りなす必読の書物といえる。

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『日本の近代化と民衆思想』
安丸 良夫 著 平凡社ライブラリー、1999年

皆さんは、小・中学校で「道徳」という教科があったのを覚えているだろうか。「生命を大切にする心や他人を思いやる心、善悪の判断などの規範意識」を学ぶ時間として設定された教科である。このうち、特に勤勉や倹約・孝行などの「通俗道徳」は、長らく日本社会を強く規定してきた。本書は、民衆の自己変革からその歴史的展開に迫った不朽の名作である。

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