荒木 努 先生(理工学部)
2020.07.01
『時計の科学』
織田一朗著(東京:講談社、2017.12)
Apple Watchなどスマートウォッチが流行る今でも、時計に魅了される人は多いですよね。時計って人類の歴史とずっとつながっていて、古代から現代まで、その時代時代の最高の科学技術(天文学、力学、機械工学、電子工学、量子力学など)が投入されて作られてきたものなんだとこの本を読むと実感します。もっと若い頃にこの本を読んでいたら、時計職人になりたいと思っていたかもしれません。
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『エヌ氏の遊園地』
星新一著(東京:新潮社、1985.7)
中学生の時、読書があまり好きでなかった私ですが、SFの短いお話と言うことで、星新一のショートショートを好んで読んでいました。数年前に懐かしくなって、大人買いしてたくさん読み直していますが、今から50年以上も前に考えられたとは思えないような発想が盛りだくさんです。今の時代のいろいろなハイテク機器が当時すでに予言されていたかのような驚きを味わえます。
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『一夢庵風流記』
隆慶一郎著(東京:新潮社、1991.9)
私が一番大好きな歴史小説家 隆慶一郎氏の作品の一つ。人気漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』の原作。天下御免の傾奇者として知られた前田慶次郎の活躍が目に浮かんでくるように描かれています。漫画を知っている人はそのイメージが強くなってしまいますが、原作を読むとさらに深みが増してきます。
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『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!伝える力』
池上彰著(東京:PHP研究所、2007.5)
今でもわかりやすい解説でテレビでも大活躍の池上彰さん。わかりやすく伝えるための指針を、この本の中でもわかりやすく伝えてくれています。大事なことは、よく勉強して、自分が誰よりもよく理解すること。わかってもないことをわかりやすく伝えられるような甘い考え方は載っていません。
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