立命館大学図書館

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深川 良一 先生(理工学部)

 


『福翁自伝』
福沢諭吉著(岩波文庫)

江戸から明治時代を生きた一級の知識人の息遣いが聞こえるようだ。生々しく激動の時代が迫ってくる。

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『漢字-生い立ちとその背景-』
白川静著(岩波新書)

立命の生んだ知の巨人、白川先生の本。類書にはない圧倒的な迫力を感じる。白川先生の生い立ちや仕事の概要を知りたい人は「白川静 回思九十年」(平凡社)がお薦め。「漢字」の類書としては「漢字百話」(中公新書)が面白い。

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『日本の地名』
谷川健一著(岩波新書)

地名の持つ歴史、奥行きの深さを実感できる。同じ著者で「続日本の地名」(岩波新書)なども出版されている。

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『寺田寅彦随筆集』
寺田寅彦著(岩波新書)

一流の物理学者の自然現象、社会現象などを見る目の確かさ、表現力を感じる。洒脱な感じもあり、素晴らしい。

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『京都インクライン物語』
田辺喜子著(山海堂)

明治の初めに難工事であった琵琶湖疏水の工事を中心になってやり遂げた田辺朔郎の物語。大学を卒業して間もない人間がここまでやれるかと驚愕する。同じ著者で「野洲川物語(サンライズ出版)」「土木のこころ-夢追いびとたちの系譜(山海堂)」などがあり、これらも興味深い。

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『月と日本建築』
宮元健次著(光文社新書)

桂離宮の建物の配置が月見と密接な関係があることが分かり、驚く。緻密な考証が光る。

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『土地の文明』
竹村公太郎著(PHP研究所)

本学の客員教授である竹村氏の本。東京、鎌倉、京都・滋賀などを舞台に種々の歴史上の"常識"や"謎"に迫る。ミステリー小説を読んでいるようで面白い。

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『生物と無生物のあいだ』
福岡伸一著(講談社現代新書)

最近のベストセラーだが、帯の説明の通りで、読み始めたら止まらない。生命のなぞに迫る恰好の解説書。

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『コスモス』
カール・セーガン著、木村繁訳(朝日文庫)

生命から宇宙まで、著者の世界は果てしない。何度読んでも面白いお薦めの1冊。同じ著者で「惑星へ(朝日文庫)」「はるかな記憶(朝日文庫)」などがあり、いずれも面白い。

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