三原 久明 先生(生命科学部)
2020.07.01
『生命とは何か』
シュレーディンガー著(東京:岩波書店、2008.5)
1933年にノーベル物理学賞を受賞し、シュレーディンガー方程式を提唱するなど量子力学の偉人である著者が、生命現象の本質、遺伝子について鋭く深い考察と推論を行っています。この時代にこれだけの考えを生み出せたことに驚愕します。本書の刊行から約80年が経った2020年、私達は「生命とは何か」という問いにどれだけ答えることができるのでしょうか。今読んでも生命の不思議にワクワクできる一冊です。
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『人類と気候の10万年史』
中川毅著(東京:講談社、2017.2)
我が立命館大学の中川先生による、とてつもなく大きなスケール感をもつドラマティックな本です。世界中の人々の懸念事項である気候変動に対して、どのように向き合うべきなのか、その答えを探るのにうってつけです。何より読んでいて楽しく元気がでる一冊です。講談社科学出版賞受賞作品。
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『グリーンマイル1 ふたりの少女の死』
スティーブン・キング著(東京:新潮社、1997.2)
超著名な著者の20年以上前の作品で6冊にわかれています。発表当時は、ネタバレを防ぐために1〜6が毎月1冊ずつ刊行されて、リアルタイムで読んでいる人々は次の巻が出るのを心待ちにしていました。独特の世界観が描かれていて、いろいろな要素が詰め込まれたドラマになっています。映画化もされましたが、文庫本で読むのがお薦めです。 ※2~6巻は書架に配架されています。
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